ダイエットを無駄にしないためにも！リバウンド対策を考えましょう

リバウンドを繰り返していると、脂肪が体に蓄積され、ブヨブヨの体になるといわれています。その上、痩せにくい体質へと変化してしまうのです。体脂肪ばかりが増えることになります。

これは、間違ったダイエット法をしているために、起きる悲劇です。

ダイエットの基本は、食事制限です。理想は、食事制限にプラスして運動をすることです。運動は、軽いストレッチ、ヨガ、ウォーキングなどで大丈夫。ここで無理をしてしまうと、今まで我慢していた食事制限によるストレスからも、どか食いをしてしまい、リバウンドをする結果になります。

人間の体には、あまりにも体重が減ってしまうと、餓死の恐れありと脳が「食べなさい」と信号を出す仕組みが備わっています。それでも、食べないでいると消費カロリーを減らすために、セーブモードに入ります。これをホメオスタシス（恒常性）と呼んでいます。

なかなか、体重が減らない停滞期の犯人は、このホメオスタシスによるものです。

ダイエットをしていてぶつかる、停滞期の壁。これを乗り切れず、食べ始めてしまうと、脳が飢餓状態から開放するために、異常なまでの食欲を引き起こすのです。

ホメオスタシスは、５キロ以上の体重減少で起こりやすいといわれています。つまり、極端なダイエットをすると、リバウンドをしやすいのです。そこで、体が今の体重でいですよと、いい続けているのですから、その体重の基準をずらしてあげる必要があります。

停滞期の裏を返せば、体重の基準値がずれたということ。つまり、安定期に入ったのです。安定期に入ってしまえば、そこから体重が増えたとしても、ホメオスタシスにより、元の体重に戻ろうとします。ホメオスタシスを味方につければ、ダイエット成功への道が見えてきます。

体に無理のないダイエットこそ、一番大切なダイエット方法です。体重の針に一喜一憂するダイエットよりも、脂肪を落とすダイエットを心がけたいものです。また、脂肪燃焼のためにと、体に負担をかける運動は、避けましょう。続かないばかりか、体調不良の原因にもなります。停滞期は、喜ぶべき時期です。この時期には、若干、食べ物を多めに食べて、脳を安心させてあげましょうね。