体臭と食事
私達が食べた食べ物は、腸内の常在菌によって分解されるときに臭いが発生します。ニオイ成分は便やおならで排出されるほか、血液から体内に吸収されます。大部分は肝臓で無臭化され、尿として排出されますが、残りは体内を巡り、口からは口臭として、汗からは体臭として放出されます。
脂っこいものばかり食べてませんか?
脂っこい肉など動物性たんぱく質や脂肪は、悪臭となりやすく、野菜や穀物などはニオイの少ない食材です。近年日本人の体臭が強くなっていると言われているのは、食生活が欧米化して穀物中心から肉食中心に変わってきたからです。
臭いの強い食品
臭いの強いものたべすぎ?
にんにくやキムチなど臭いの強い食品をよく食べてませんか?これらの食品はアリシンという化合物を作り出します。アリシンは体内でアリルメチルスルフィド(AMS)という、特にニオイの強い成分に変わり、体内を巡ります。この成分は体内で消失することはなく、肺に到達すれば呼気となり口臭の原因に。毛穴に到達すれば汗の臭いとなります。一般的に約15時間臭いが残ると言われているので、夕食に食べた場合には、翌日の午前中まで臭いが残ってしまうということになります。
出典: http://garlicnow.com
体臭におけるにんにくの臭いが消える時間はにんにくの摂取量やその人の代謝に左右されますが、一般的に15時間程度はにんにくの臭いは持続し、完全に消えるには48時間程かかると言われます。
出典: http://garlicnow.com
野菜を食べよう!
野菜中心の食生活を!
野菜に含まれる酵素と食物繊維は、食べ物の消化と排出を促してくれます。さらに、カロテンやビタミン、ポリフェノールなどの抗酸化物質は活性酸素を除去してくれる働きがあるので、加齢臭を含めて体臭予防になります。
まとめ
身体の中からきれいに!
一般的に体臭が強くなる、いわゆる加齢臭は30代からと言われていますが、食生活によってはもっと前から体臭が悪化してしまいます。若々しさを保つためにも野菜をたっぷり食べる食事を摂りましょう♪