新陳代謝と肌質は体質遺伝する？ターンオーバーとニキビの原因との関連は

ターンオーバーとは、肌が新陳代謝によって入れ替わることを言います。
表皮細胞ができて表面へと押し上げられて角質となり、日数を経て垢となる一連の代謝のことで、だいたい28日前後が平均的な入れ替わりの日数と言われています。

ターンオーバーが適正に行われないと、肌の乾燥やニキビの発生へとつながりますが、こうした肌の新陳代謝の良し悪しは体質遺伝するのでしょうか？
結論から言うと、代謝機能はある程度遺伝するので、肌の新陳代謝にも遺伝が無関係とは言えません。

代謝機能が低い状態とは 栄養を充分に摂取することができず老廃物の排出も滞るため、肌の美しさが損なわれます。
では代謝のサイクルが早まればよいかというと、肌の未熟な細胞が角質となるためバリア機能が落ちるので、肌にダメージを与えニキビもできやすくなってしまいます。

バリア機能は、高温や乾燥などの厳しい環境から肌を守り、水分を保持することで肌の弾力性やキメも保っています。
それが低くなるということはシワも増え、毛穴は広がり、乾燥するのでニキビもできやすくなるという悪影響を及ぼすのです。

いかがでしたか？
ターンオーバーの良し悪しは体質遺伝である程度決まるとはいえ、生活習慣も影響を与えています。
乱れた生活習慣はニキビもできやすくなりますので、質の良い睡眠をとり栄養バランスのよい食事を摂ることで、美肌を目指しましょう。