乾燥する“冬”は大人ニキビが発生しやすい季節!○○で対策してニキビフリーの肌へ

乾燥する“冬”は大人ニキビが発生しやすい季節!○○で対策してニキビフリーの肌へ

夏は汗や皮脂が出やすくベトベトでニキビが発生しやすいイメージですが、実は冬もニキビができやすい季節なんです!
その原因は「乾燥」。冬はこの乾燥対策を行わないとニキビの改善につながりません!
今回は冬の肌にニキビができる原因、知っておきたい保湿成分、肌ケア方法、注意点などをまとめてみました。

冬にニキビができる原因とは?

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冬にニキビが発生してしまう原因は、乾燥による肌バリア機能の低下が考えられます。
冬は夏に比べ湿度(空気中の水分の割合)が低くなる傾向にあります。そうなると、肌の角質層の水分が減少し肌が本来持つ皮膚を守るための保湿機能である「肌バリア機能」が低下して、乾燥ぎみの肌になってしまうのです。
肌が乾燥すると角質が固くなる角化異常になりやすく、毛穴も細くなる可能性が高くなります。すると、角栓の発生や皮脂の詰まりなどニキビの初期段階の症状が現れるのです。

冬ニキビには“保湿”が徹底的な対策になる♡

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乾燥による冬ニキビを対策するためには、徹底的な“保湿”を行うことが重要です。冬にできてしまったニキビや、これからできてしまうニキビを改善するためには肌バリア機能を正常化させてあげましょう。
冬の最適な湿度は40〜50%といわれています。しかし、下記の点に注意が必要です。
・カビやダニは50%以上で繁殖を始め、60%以上で急激に繁殖する
・ウイルスやバクテリアは40%以下になるとが活動を始める
・肌に良いとされるのは60〜65%。50%以下になると乾燥が始まる
これを踏まえると、湿度を50%台で保つのが良さそうです。

基礎化粧品に含まれる保湿成分を知っておこう

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肌バリア機能を正常化させるためには、基礎化粧品などで保湿を行うことも有効です。保湿成分の種類を知って基礎化粧品を選ぶときの参考にしましょう。

■水分をはさみ込んで蒸発を防ぐ


・セラミド:保湿成分でも効果が高いとされている。セラミド1・2・3のように数字があるものがおすすめ。安価なアイテムはセラミド含有率が低い場合があるので注意ですが、セラミドは価格が高め。
・大豆レシチン:セラミド似ているが効果は少し劣る。
・ステアリン酸コレステロール:セラミド似ているが効果は少し劣る。
・スフィンゴ脂質:セラミド似ているが効果は少し劣る。

■水分を吸収してキープする


・ヒアルロン酸:水分を600倍蓄える力を持つ。その2倍の力がある「アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)」もおすすめ。セラミドよりも安価。
・コラーゲン:肌の奥「真皮層」を構成しているが、肌にのせる場合は角質層の保湿につながる。
・エラスチン:コラーゲンと同様の働きがある。
・ヘパリン類似物質:皮膚科にて「ヒルドイド」という名称で処方されている。保湿力は他に比べると高くはない。


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■水を少々含めるタイプ


・天然保湿因子(NMF):サラッとした質感。保湿力はそんなに高くはない。
・PG、グリセリン、1.3BG:アルコールの一種。吸湿力はあるが保湿力は他に比べると高くはない。

■油分で蓋をして水分の蒸発を防ぐ


・鉱物油:石油を生成した油。ワセリンも鉱物油である。乳液やクリームに使われることが多い。
・植物油:植物から油分を抽出して生成。オリーブオイルやホホバオイルなど。

乾燥を防いで肌バリア機能をキープする肌ケア方法

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肌バリア機能を正常化するためには、スキンケアで肌の保湿をたっぷり行うことが大切です!基本となる洗顔から保湿方法までしっかり学びましょう。

■クレンジング


メイクや皮脂など1日で蓄積した肌の汚れをしっかり落とすことは、ニキビに限らずあらゆる肌トラブルを予防します。
・界面活性剤の少ないミルクやクリームタイプのクレンジングを選ぶ
・クレンジング前に手をしっかり洗う
・ポイントメイクはあらかじめ落としておく
・乾いた手で適量を手に取る(手のひらで温めるのも有効)
・Tゾーン→Uゾーン→頬→口→目の順番で行う
・摩擦を与えず優しくクルクルと滑らせるように
・時間をかけずぎず1分以内に収める(8割の汚れを落とす気持ちで)
・ぬるま湯(32℃)でしっかりすすぐ

■洗顔



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次は洗顔です。こちらもクレンジングと同様に大切な肌ケアになります。
・手を洗う
・顔を素洗いする(クレンジング後にすすいでいる場合は省く)
・洗顔料をしっかり泡立てる
・泡を顔にのせ、滑らせるように洗う(手で摩擦を作らない)
・Tゾーン→Uゾーン→頬→口→目の順番で行う
・小鼻、髪の生え際は丁寧に洗う
・ぬるま湯(32℃)でしっかり30回以上すすぐ
・清潔なタオルで優しく押し当てるように水分を拭き取る

■保湿


洗顔後の保湿は乾燥を防ぐために不可欠!
・化粧水→美容液→乳液→クリームの順番で行う
・それぞれをのせた後、10秒ほどハンドプレスして肌になじませる
・乳液は美容液の後2分ほど時間を置いて肌にのせる
・乳液は皮脂が多い場合Tゾーンなどは少なめに

乾燥対策にはスペシャルケアもおすすめ

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いつもの肌ケアにプラスするスペシャルケアも乾燥対策におすすめです。

■クレンジングや洗顔前に蒸しタオルで毛穴を開く


クレンジングや洗顔を行う前に毛穴を開くと、毛穴に詰まった汚れも落としやすくなります。蒸しタオルには角質を柔軟にして汚れや角栓を浮き上がらせる効果も期待できるのです。
また、適度な熱を加えることで顔の血流を促して代謝を高め老廃物を排出させることもできます。
【蒸しタオルの作り方&使い方】
・フェイスタイルを丸めてレンジで30〜1分温める
・広げて顎の下に持って行き、蒸気を当てる
・肌に当てても良い温度になったら顔全体にのせ、手のひらで抑えながら3分待つ
・蒸しタオルを使った日は、洗顔後に冷水で毛穴を必ず引き締める

■シートマスクを使って保湿する


最近は保湿効果や美容効果の高いシートマスクの種類が多いです。それらを使うのも保湿対策としてOK。
【シートマスクの選び方&使い方】
・立体型など隙間ができづらいタイプを選ぶ
・乾燥対策ならセラミドやオリーブオイルなどうるおい成分が多いタイプがおすすめ
・洗顔後のキレイな肌に使う
・シートマスクの前に、目・口・首など穴が開く部分を化粧水で保湿する
・シートマスクをのせたら10〜15分放置(上からラップで覆うのも有効)
・シートマスクが乾燥する前に剥がす
・終わったら乳液やクリームでしっかり保湿する
・メーカーが記載している使用頻度と時間を守る

いつもやっているアレが乾燥を招いていた!?

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冬の場合いつもやっているような行動や慢性的な体質が乾燥をさらに招いている可能性があります。
・高温のシャワーで体を洗いながら顔も濡らしている
肌ケアの洗顔でも説明しましたが、顔を洗うときは32℃くらいのぬるま湯がベストです。高温のシャワーを顔に当てるのはやめましょう。
・フェイスマスクを長時間つけている
風邪の予防になるフェイスマスクですが、マスク内の湿度が高くなりすぎて雑菌の繁殖につながります。また、マスクの繊維で肌を傷つけて余計な刺激を与えるケースもあります。
こまめに外す、午前と午後で新しいものを使い分けるなど対策をしましょう。
・冷え性ぎみである
冷え性は体の血流が滞っている症状です。血行不良になると老廃物が体に蓄積されてしまいニキビや吹き出物がでる可能性が高いです。

まとめ

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いかがでしたか?冬にニキビができる原因は乾燥による肌バリア機能の低下ということがわかりましたね。冬ニキビを改善するためにはとにかく“保湿”が重要になってきます。
毎日の肌ケアは欠かさずに、スペシャルケアも行うと良いでしょう。肌ケアの際に使う基礎化粧品も保湿力のある成分があるアイテムを選ぶことも大切です。
ぜひ、冬の乾燥を乗り切ってニキビフリーの肌を目指してください♡

   

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