生理時期の不調に！体内から温める生姜はいかがですか？

生理中は、体全体の血行が不良になるため、子宮がうっ血してしまいます。子宮のうっ血とは、子宮にだけ血液がたまってしまい、流れが滞る状態をいいます。指にきつくゴムを巻いて放置していると、そこだけ血液が流れなくなり、冷えてきませんか？そういった、状態が体に起きているのです。

その冷えから、頭痛や腰痛といった、生理を憂鬱にさせる症状が起こりやすくなり、イライラの原因にもなっています。

このような現象（症状）は体温が低い、いわゆる低体温タイプの女性や貧血気味のタイプの女性に現われ易いようです。
体が冷えると経血の色が黒っぽくなり、体外に排出されにくくなりますから、さらに体が冷えて強い痛みを感じるようになります。

出典: http://hieguide.jp

生理の冷え対策に外側から温めることも大切ですが、体内から温めてみませんか？
オススメの食材は、生姜です。生姜は、冷え対策に最適な食材として人気を集めています。日頃、冷え性に悩んでいる女性にも、足元からポカポカになる生姜をオススメします。

ですが、生の生姜をそのまま食べても、冷え対策にはならないそうです。生の生姜には、体の深い部分を冷やす効果があるのだとか。せっかく、生姜を摂るのなら、乾燥生姜を選びましょう。

そこで、冷え対策にもっとも効果的といわれている生姜に、「ウルトラ蒸し生姜」があります。
なにがウルトラなのか簡単に説明します。生の生姜に含まれるジンゲロールは、体を冷やす効果があります。乾燥することで、体を心から温めるショウガオールという物質に変化します。

乾燥生姜を「ウルトラ生姜」とすると、「ウルトラ蒸し生姜」は、体感温度からして違うそうです。乾燥生姜を蒸すという一手間を加えることで、乾燥生姜よりも、ジンゲロールが減り、ショウガオールが増えます。

ただし、時間に余裕がないと、ウルトラ蒸し生姜を作るのは難しいようです。

日頃から、低体温に悩んでいたり、貧血気味だと、生理中に腹痛や腰痛、頭痛などの不調にみまわれやすくなります。体温を上昇させて、体を温める工夫をすることで、冷え対策になります。時間を見つけて、ウルトラ蒸し生姜作りをしてみませんか？紅茶に入れたり、料理に使うだけで、体感温度が上がってきますよ。これで、生理中の不調から開放されるといいですね。