生理痛対策するならココアを飲もう♪甘くて体に優しいココアの魅力とお手軽レシピを公開

生理痛対策するならココアを飲もう♪甘くて体に優しいココアの魅力とお手軽レシピを公開

初経から閉経まで、女性は毎月生理と付き合わなければなりません。

生理は赤ちゃんを育むための必要な機能ですが、それにより発生する痛みは困りものですよね。毎月ずどーんと重い痛みによって日常生活が大変になる人もいます。

そんな生理痛を緩和させる方法として、ココアを飲んでみましょう!今回は、生理痛の原因からなぜココアが効くのかや、飽きないようにアレンジできる簡単レシピをご紹介します。

体の冷えは生理痛の原因になる

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生理痛が発生する・重くなる原因のひとつに「体の冷え」が挙げられます。

体が冷えていると全体や骨盤周辺の血液循環が悪くなり、痛み物質であるプロスタグランジンが骨盤内で溜まってしまうのです。

プロスタグランジンは子宮を収縮させて経血を外に排出する働きがありますが、同様に血管も収縮させてしまうため、もともと生理中は体が冷えやすい状態です。

普段から運動不足などで冷えがちな人は、生理時に輪をかけて体が冷えてしまい、生理痛が重くなってしまうとされています。

体の温めることが痛みを緩和する近道♪

生理痛が起こる原因は体の冷えだけではありませんが、体を温めて血の巡りを良くすることで、重かった生理痛を緩和することができます。

冷えを改善できると、プロスタグランジンも留まることが少なくなり、経血もスムーズに排出されるようになるのです。

■体の冷えを緩和する方法


・温かい飲み物を飲む
・体の温め食材を食べるようにする
・ひざ掛けをかける
・湯たんぽで腰回りを温める
・カイロを腰回りに貼る
・湯船に浸かる
・運動する

今回は、簡単な方法として取り入れやすく「温かい飲み物を飲む」の中から、ココアについてご説明します♪

どうしてココアが生理痛に効くの?

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冬にCMが放送されるなど、寒い時期の飲み物として人気のココアですが、実は生理痛改善の飲み物でもあるんです!

■ココアの魅力1 マグネシウム


ココアにはマグネシウムが豊富に含まれています。(ピュアココア100g/440mg)

マグネシウムはミネラルの一種で、骨や臓器、筋肉の材料にもなる成分です。その働きのひとつに「血管拡張作用」があるので、ココアを飲むことで血管を広げて血液の流れを改善することにつながります。

また、神経伝達を正常化する働きがあるため、自律神経が整って生理時のイライラを抑える効果もあります。

■ココアの魅力2 カカオポリフェノール


ココアにはカカオポリフェノールという栄養素が含まれています。(ピュアココア100g/5g)

生理時に分泌される痛み物質のプロスタグランジンですが、子宮内に活性酸素が増えることで過剰に分泌してしまうことがあります。

この活性酸素を取り除くには抗酸化作用の強い成分を摂る必要があり、ココアのカカオポリフェノールは抗酸化作用も発揮するので、まさに生理時にピッタリな飲み物といえるのです。

ホットココアで飲むことがポイント

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体を温めることが目的なので、ホットココアを飲むことが大切です。室内が温かいと冷たい物が欲しくなりますが、ココアの生理痛緩和効果を上げるためにも、ぜひ温めましょう。

使用するココアはできれば“ピュアココア”が良いです。

ピュアココアの原材料はカカオ豆のみとなり、着色料などの余計な添加物が含まれていません。ミルクココアなどのパウダーには砂糖などがあらかじめ含まれているので、できれば控えることがおすすめです。

ココアに混ぜる砂糖には注意する!!

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■白砂糖や三温糖は使わない


ミルクココアなど、よく食品の添加物に使用されている白砂糖は南国原産のサトウキビが原料のため、体を冷やす作用があります。

白砂糖は黒砂糖などを精製して作っているので、体内に入れると吸収が早く、手足などを冷やす低血糖症を引き起こす可能性もあるのです。

三温糖も同様の効果があるので、ココアレシピには使わないようにしましょう。
また、人工甘味料も合成された食品なので体に良いとは言えません。

■てんさい糖は体を温める


てんさい糖は砂糖大根という野菜から取れる甘味です。砂糖大根は寒い地方が原産のため、体を温める作用を持っています。また、精製もされていないので、体への吸収も緩やかになります。

最近では普通にスーパーマーケットなどで販売していることも多いので、こだわるならてんさい糖がおすすめです。

■中間の作用を持つ甘味料


てんさい糖が手に入りづらかったり、高価と感じる場合は中間の作用を持つ甘味料を使うようにしましょう。

・はちみつ
・黒砂糖
・キビ砂糖
・メープルシロップ

上記の甘味料は体を温めるなどの作用は低いですが、精製されていないので体への吸収が緩やかになります。価格も高くなく、手に入れやすいので白砂糖や三温糖よりはこちらを使うようにしましょう。

ココアの簡単アレンジレシピ♡

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■黒すりごまホットココア


【材料】
・ピュアココア 5g
・黒ごま(すりごま) 小さじ2
・牛乳 50ml
・熱湯 170ml
・甘味料 10g

【作り方】
マグカップにピュアココア、黒ごまを入れて熱湯を注ぎよくかき混ぜる。牛乳と甘味料も加えてまたかき混ぜる。甘味料はお好みで増減してもOK。

■豆乳ホットココア


【材料】
・ピュアココア 5g
・豆乳 60ml
・熱湯 120ml
・甘味料 10g

【作り方】
マグカップにピュアココアと熱湯を入れてよくかき混ぜる。豆乳と甘味料を加えてまたかき混ぜる。豆乳の量はお好みで調整が可能です。甘味料はなくても構いません。


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■甘酒ホットココア


【材料】
・ピュアココア 10g
・甘酒 150g
・牛乳 120ml
・塩 少々

【作り方】
小鍋にピュアココアと甘酒(150gのうち少々)を入れて、ダマにならないようにかき混ぜる。残りの甘酒と牛乳を加えて中火にして温める。沸騰しないように気をつけながら最後に塩を加えて、かき混ぜる。

甘酒に甘みがあるので、甘味料はいりません。しかし、お好みで加えてもOKです。

■小豆ホットココア


【材料】
・ピュアココア 5g
・牛乳または豆乳 100ml
・きな粉 お好みで
・シナモンパウダー お好みで
・茹で小豆や小豆ペースト お好みで
・お湯 少々
・甘味料 10g

【作り方】
マグカップにピュアココア、きな粉、シナモンパウダーを入れて混ぜお湯で練る。茹で小豆や小豆ペーストと甘味料を加えてかき混ぜ、牛乳または豆乳を注いで電子レンジで温める。

きな粉やシナモンパウダーが苦手な場合は、お好みで量を調整したり加えなくてもOKです。

豆乳を使う前に覚えておこう!

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豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと似た作用があるので、ホルモンバランスを整える効果があります。

しかし、生理周期がズレる、経血が増えるなどの影響が出るケースがあります。その症状が出たら、婦人科で専門医の判断を仰ぎましょう。

また、体を温めても重い生理痛が改善されない場合は、婦人科系の病気など他の要素が原因になっていることもあるので、早めに婦人科を受診して詳しい原因を調べてもらいましょう。

まとめ

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いかがでしたか?
冷えによる生理痛は体を温めることが大切です。特にホットココアは生理痛を改善する栄養素がたっぷり含まれているのでおすすめ。甘くて美味しいので無理なく飲むこともできます。

ホットココアを作るときは、純正のピュアココアにしましょう。また、加える甘味料にも気を配ってみてください。アレンジレシピを活用すると飽きることなく続けられます♪辛い生理痛は甘いココアで乗り切りましょう!

   

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