40代が発症ピーク!子宮体ガンは一番気をつけたい生理の悩み

40代が発症ピーク!子宮体ガンは一番気をつけたい生理の悩み

子宮頸ガンと子宮体ガン

子宮頸ガンと子宮体ガンはできる場所が異なります。
前者は腟へと突き出ている子宮頸部や頸管の上皮から発生するガン、後者は子宮の内側にある胎児を育てる子宮内膜から発生するガンです。
いずれも年齢が上がると共に罹患率がアップしていくので、発症ピークである40代は特に気をつけたいもの。

子宮体ガンの症状は出血から

子宮体ガンの症状には、生理ではないのに出血が見られたり、排尿する際に痛みがあったり出にくかったり、性交の際の痛みなどがあります。
早期発見すればそれだけ治療結果もよいので、以前とは違う不具合が出て来たら、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

子宮体ガンリスクを高めるエストロゲン

「エストロゲン分泌が多い人は要注意」

出典:http://preventdisease.com

女性ホルモンのエストロゲンは、様々な婦人科系の病気の進行に関わっていますが、子宮体ガンも例外ではありません。
エストロゲンの分泌が長期間続く、初潮が早く閉経が遅い人、絶えず分泌している妊娠経験のない人、分泌が多い肥満気味の人などはリスクが高いと考えてよいでしょう。

更年期障害の治療にも気をつけて

「ホルモン補充にはリスクが」

出典:http://www.telegraph.co.uk

40代も後半となると更年期障害が出てくる人も。
そこで起こる不具合を減らすためにホルモン補充治療を行う人がいますが、これがエストロゲンの刺激を長期的に受けることにつながり、子宮体ガンのリスクは高まってしまいます。

いかがでしたか?
ホルモン補充治療をするとエストロゲンの急激な減少に大して軟着陸できるため、更年期の諸症状に対応できるというメリットはありますが、反対に子宮体ガンのリスクは高まってしまいます。
メリットとデメリットを考え医師にも相談して、治療方針を決めましょう。

まとめ

   

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