夏の対策に梅干しが効く！食生活から見直すワキガ・多汗症

ワキガ・多汗症からくる臭い対策に、梅干しが効くとのことですが、なぜ効果があるのでしょうか？
体は酸性に傾くと様々な不具合が出て、病気にもかかりやすくなります。
かたや梅干しはアルカリ性食品なので、そうした不調を改善してくれるというワケ。

梅干しにはミネラルも豊富で、筋肉の機能を保つカリウム、神経を鎮め酵素の一種を活性化させるマグネシウムが豊富に含まれています。
これらも体をアルカリ性に保つために役立ち、体が酸性になることで発生しやすくなる体臭にも有効です。

梅干しに含まれるクエン酸も、臭いを低減させる機能があります。
疲労物質が溜まると汗の臭いが強まりますが、それは体内に溜まった乳酸の仕業で汗にアンモニアが混じるため。
クエン酸は乳酸を水と炭酸ガスに分解して排出してくれるので、疲れも取れる上に汗の臭いも防げるというわけです。

梅干しに含まれるクエン酸は、腸管からカルシウムを吸収する時に、たくさん吸収できるよう手助けする働きもあります。
カルシウムは酸と結びついて結びついて中和することで､体外へ排泄されるので、老廃物が減り汗の臭いを低減します。

いかがでしたか？
梅干しは体が酸性に傾くのを防ぎ、免疫力を上げる健康食品でもありますが、汗の質も変わり臭いも減るということは驚き。
とは言え梅干しは塩分が多いので、1日に何個も食べないこと。
少量でも体をアルカリ性に戻す働きがあるので、1日1個でも充分です。