ニキビになる原因は、肌質の体質遺伝？毛穴と角栓の遺伝とは

親子で顔かたちが似るように、実は肌質もある程度遺伝します。
ただしあくまで「ある程度」であり、必ず遺伝するものではありません。
病気ではないですし過剰に心配する必要はありませんが、ニキビができやすい家族がいる人は、ケアに気をつけるとよいでしょう。

ではニキビのできやすい肌質とは、どんなものなのでしょうか？
まずは毛穴が小さくて詰まりやすい肌、皮脂分泌が盛んな肌が挙げられます。
更に代謝がよくなくて、肌のターンオーバーが遅れがちなタイプも、ニキビのような肌トラブルを起こしがちな肌と言えるでしょう。

肌質の遺伝をもっと突き詰めると、毛穴のサイズは遺伝します。
となると小さなサイズの毛穴が遺伝すると、皮脂が詰まりやすい状態が作られやすくなります。
ニキビ肌は直接遺伝しなくても、こうした形でニキビのできやすさが遺伝してしまうのです。

ところで角栓ができやすい人は、ニキビになるリスクも高まります。
角栓は皮脂の他に角質も含むので、代謝が悪く古い角質が肌に残りがちな人は角栓もできやすいことに。
代謝機能の良し悪しは遺伝しやすいので、角栓のできやすさも遺伝すると考えてよいでしょう。

いかがでしたか？
結論はニキビ肌は遺伝しやすいということになりますが、だからと言ってお手入れをしてもムダということにはなりません。
固さのある肌も毛穴が詰まりやすいので、肌の水分量を上げる基礎化粧品を取りいれたり、栄養を摂るなど体の内側からのケアも忘れずに。