生理時にめまいを起こす人は、貧血対策で改善を

生理の時は腹痛、腰痛など色々な不具合が起こりやすくなります。
その中でもめまいは痛み以上にコントロールができにくい症状。
生理時のめまいは主に貧血が原因で、子宮が充血して血液が集まってしまうため、脳に行くべき血液が足りなくなって貧血を起こすのです。

生理の時にめまいを起こしても、生理が終われば症状も消える人が多いかと思いますが、これは生理時の貧血が「虚血性貧血」という一時的なものであるからです。
病気ではないため特に治療は不要で、安静にしているのがよいでしょう。

ここで知っておきたいのが、あなたのめまいが何によるものなのかということです。
もし虚血性貧血ではなく鉄欠乏性貧血だった場合、不足している鉄分を補う治療を受けなければいけません。
生理時以外もめまいがある場合は、検査を受けてみましょう。

子宮に血液が集中することをコントロールすることはできないので、めまいが起こってしまったら衣服をゆるめて安静に。
また普段から血液中の鉄分を多くするレバーやカツオ、まぐろなどを食べて、貧血になりにくい血液状態にしておくのもよいでしょう。

いかがでしたか？
貧血になりにくい体質を作るのも、生理時のめまいを軽減することにつながります。
ただしほうれん草やプルーンなど、鉄分とはいえ一緒にビタミンCなどを摂らないと吸収が悪い非ヘム鉄を含む食品だけではなく、ヘム鉄を含む食品もバランスよく摂ることがお勧めです。