60代以上でも乳がんにはなる!閉経後の発症リスクを考える

60代以上でも乳がんにはなる!閉経後の発症リスクを考える

乳がんにかかりやすい世代とは

「乳がん発症率が高い世代とは」

出典:http://www.huffingtonpost.co.uk

乳がんの発症率が高い世代というと、どのぐらいの年齢なのでしょうか?
国立がん研究センターがん対策情報センターの2010年の発表によると、発症は30歳代前半から増え、40歳代中頃から50歳代前半がピークとなります。

60代なら乳がんの心配はない?

「シニアの乳がん発症率は0ではありません」

出典:http://www.magazinediscountcenter.com

では60代ともなれば、もう乳がんにかかる心配をしなくてもよいのかというと、そうではありません。
もちろん他のがんが40代後半から発症率が上がり出し、80歳代まで上がる一方であるのに比べたら発症率は低いと言えますが、リスクは0ではないのです。

乳がんにかかりやすいタイプは要注意

60代でも乳がんリスクが高い人は存在するので、定期検診などでリスク回避を。
乳がんには女性ホルモンが関わっており、エストロゲンの血中濃度が高くその状態が長く続くとリスクが高まります。
エストロゲンは脂肪の発生を促すので、太っている人はリスクが高い傾向に。

乳がんリスクが高い60代とは

「遺伝性乳がんのリスクがある人は定期検診を」

出典:http://www.dailymail.co.uk

乳がんには家族に乳がん患者がいた場合、自分もかかりやすいというリスクがあり、その場合のがんを遺伝性乳がんと言います。
女優のアンジェリーナ・ジョリーがこれを理由に乳房の切除をしたのは、大きな話題になったので覚えている人もいるのでは。

いかがでしたか?
60代ならエストロゲンの分泌はなく、乳がんリスクは0では?と思えますが、アンドロゲンという男性ホルモンをエストロゲンに変換するアロマターゼという酵素のおかげで、エストロゲンの分泌がなくても補充される仕組みがあるのです。
生涯乳がんリスクは0にはならないので、検診は毎年受けましょう。

まとめ

   

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