人より汗を多くかいてしまう・・・。それは多汗症という症状かもしれません。
多汗症は食べ物によって発症することもあるんです!!それは味覚性発汗と呼ばれるているのですが、その原因は何なのでしょうか?今回は多汗症の一つとされている味覚性発汗の原因や解決法をご紹介します。
多汗症ってどんな病気?
局部的に汗がいっぱい出る症状
「多汗症」は漢字のごとく汗を多くかいてしまう症状です。多汗症は全体ではなく手のひら・足の裏・脇などの局部的な部分に大量に汗をかいてしまいます。
多汗症は重病とは考えられていませんが、日常生活に支障をきたします。釣り銭の受け取り・紙の取り扱い・他人と握手するときなどに不便を感じ、それがストレスの原因にもなってきます。
出典: http://www.best-ets.com
多汗症は重病とは考えられていませんが、日常生活に支障をきたします。釣り銭の受け取り・紙の取り扱い・他人と握手するときなどに不便を感じ、それがストレスの原因にもなってきます。
多汗症は、手のひらや顔・頭部・脇・足のうらの限局した部位に多量の発汗がみられる疾患です。全身にたくさんの汗をかく「汗かき体質」とは異なります。
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多汗症がストレスになる
出典: http://weheartit.com
多汗症には3種類あると考えられている
多汗症の症状には3種類があります
必要以上に汗をかいてしまう多汗症ですが、実は3種類あると考えられています。それが「温熱性発汗」「精神性発汗」「味覚性発汗」です。
・温熱性発汗
外気温が上昇した時、運動やお風呂などにより体温が上昇した時に現れる症状。特に決まった部分はなく全体のパーツに汗が出る。
・精神性発汗
緊張、不安、ストレスなど精神的な刺激を受けた時に現れる症状。特徴として手のひら・足の裏・脇・おでこなどに汗が出る。
・味覚性発汗
辛いものや酸味のある食べ物を食べた時に現れる症状。特徴としておでこに汗が出る。
・温熱性発汗
外気温が上昇した時、運動やお風呂などにより体温が上昇した時に現れる症状。特に決まった部分はなく全体のパーツに汗が出る。
・精神性発汗
緊張、不安、ストレスなど精神的な刺激を受けた時に現れる症状。特徴として手のひら・足の裏・脇・おでこなどに汗が出る。
・味覚性発汗
辛いものや酸味のある食べ物を食べた時に現れる症状。特徴としておでこに汗が出る。
食べ物で汗が出てしまう、味覚性発汗の原因とは
味覚性発汗。原因って何?
現在、味覚性発汗の原因はハッキリと解明されていません。しかし精神的な刺激で発汗する「精神性発汗」とリンクしていると考えられています。過去に食事中に何らかのトラブルがあり発汗した経験があると、食事の際「汗をかきたくない」という思いが強くなり、それが味覚性発汗につながる場合もあるようです。
味覚性発汗は味覚神経への刺激が過度に多くなり、普通でない量の汗をかくこともあります。症状が重くなると、おでこだけではなく脇や背中など顔以外のパーツからも汗が出てしまいます。
出典: http://www.excite.co.jp
味覚性発汗は味覚神経への刺激が過度に多くなり、普通でない量の汗をかくこともあります。症状が重くなると、おでこだけではなく脇や背中など顔以外のパーツからも汗が出てしまいます。
辛いものや酸っぱいもので汗が出ちゃう・・・
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平均として「酸味>苦味>辛味>塩味>甘味」の順で、反応が強かったという。中でも酸味は、10名中6名が、5つの刺激の中で最も強く反応を示していた。辛味で強く反応する人も多かったけれど、一方で辛いものを普段からよく食べてる人は、ほとんど反応を示さなかったんだとか。
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味覚性発汗の治療法はあるの?
精神面をコントロールすること
食べ物からの味覚性発汗は治療法などあるのでしょうか?
精神性発汗とリンクしている可能性が高いので、改善するにはその元となっている不安や恐怖心を克服する、メンタル面へのトレーニングが必要になってきます。
もし辛いものに対して出る味覚性発汗なら、辛いものを普段から食べて舌をならしておくことで、発汗の症状を抑えることも可能です。少しずつ刺激にならしておくと良いでしょう。
出典: http://www.excite.co.jp
このように味覚性発汗はごく自然な生理現象のようです。ですので、温熱性発汗や精神性発汗のように手術をするなどは考えられていないようです。どうしても気になるのなら発汗の元となる食べ物に徐々に慣らしておくと良いでしょう。
また、生理現象ということを頭に入れて開き直ることも大切です。これがストレスとなり、多汗症が悪化するなら専門機関の受診をオススメしますが、そこまで重症でないなら、考えないようにするのが汗を抑えるポイントでもあります。
精神性発汗とリンクしている可能性が高いので、改善するにはその元となっている不安や恐怖心を克服する、メンタル面へのトレーニングが必要になってきます。
もし辛いものに対して出る味覚性発汗なら、辛いものを普段から食べて舌をならしておくことで、発汗の症状を抑えることも可能です。少しずつ刺激にならしておくと良いでしょう。
味覚性発汗は開き直ることが大切?
開き直ると精神も落ち着いて汗が治るかも♡
食べて汗をかくのは“味覚性発汗”というもので、とても自然な反射作用です。辛いものや甘いもの、苦いものなどでも、汗をかく人はたくさんいます。ですので、体は基本的に問題ないですよ。食べ物を口に入れると、唾液が出ますよね。それと似た反射のイメージで、体質によって、食べたことで頭や顔などにある発汗神経が刺激されて、汗が出るようです
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このように味覚性発汗はごく自然な生理現象のようです。ですので、温熱性発汗や精神性発汗のように手術をするなどは考えられていないようです。どうしても気になるのなら発汗の元となる食べ物に徐々に慣らしておくと良いでしょう。
また、生理現象ということを頭に入れて開き直ることも大切です。これがストレスとなり、多汗症が悪化するなら専門機関の受診をオススメしますが、そこまで重症でないなら、考えないようにするのが汗を抑えるポイントでもあります。
まとめ
アレルギーではなく多汗症の一種でした
今回は多汗症の一つ、「味覚性発汗」について調べてみましたが、いかがでしたか?
食べ物で発汗してしまうと、「アレルギーなのか?」「病気かも?」という心配が出てきますが、人間が持つ生理現象でもありました。治す方法はその食べ物に慣れることや、メンタルコントロールを鍛えることになります。
どうしても気になる人は専門機関を受診しましょう。