もうすぐ紫外線も気になる季節。肌荒れしているときに日焼け止めは塗っても大丈夫なの？

ニキビの有無にかかわらず、紫外線対策は美容のためにも肌の健康のためにも欠かせません。
肌は紫外線を浴びると、角質を厚く硬くして自分自身を守ろうするため、紫外線も毛穴を詰まらせる原因となります。また、紫外線を浴びると、肌に大量の活性酸素が発生します。この活性酸素は毛穴に詰まった皮脂を酸化させ、有害な過酸化脂質に変化させてしまいます。つまり、紫外線で毛穴がつまり、新しいニキビができてしまう可能性もあれば、すでにあるニキビの炎症を悪化させてしまう可能性もあるのです。

日焼け止めを選ぶ際のポイントは以下の３点です。購入する際にチェックしましょう♪

①紫外線吸収剤が入っていない
紫外線吸収剤は肌を酸化させてしまう可能性があります。そのため紫外線吸収剤を含んだ製品を長時間とつけていることでシミやシワを招く原因となり得るのです。「ノンケミカル」「吸収剤フリー」という表示があるものが紫外線吸収剤を含まない商品と考えられますので、成分表示を読んで選びましょう。

②オイルフリー
日焼け止めに含まれる油分が酸化し、ニキビの原因となる可能性があるので、オイルフリーの商品を選ぶことをオススメします。

③無香料、無着色
肌への負担をできるだけ軽くするため、配合成分の少ないものを選びましょう。

また、ＳＰＦやＰＡと言った紫外線防御効果の指標もチェックしておきましょう。

SPFとは「Sun Protection Factor」の略。日本語で紫外線防御効果を意味し、サンバーン（肌が赤くなる日やけ）の原因になる紫外線B波（UVB）を防ぐ指標として使われます。
PAとは「Protection Grade of UVA」の略。その名の通り紫外線A波（UVA）を防ぐ効果の程度を表す指標です。

出典: http://jp.rohto.com

日焼け止めを塗る前に、化粧水や乳液をしっかりつけえて保湿しましょう。肌の表面がべたつかず、手のひらで触った時に、もっちりとした感触があればスキンケアが浸透したサインです。なお、ニキビ肌の方には炎症を抑えてくれるグリチルリチン酸を配合した化粧水が効果的と言われています。

少量ずつ手のひらにとり、肌にムラなく使用しましょう。この時、擦り込まずにのばして使用するのがポイントです。また、最近の日焼け止めは落ちにくくなっているとはいえ、汗や水で取れてしまうこともあるため、２時間おき程度を目安に塗りなおすと効果が持続します。
１日の終わりにはしっかり洗顔して落としましょう。摩擦をかけずに、小鼻周り・フェイスラインは見落としがちなので入念に♪また、専用のクレンジングが必要な場合があるので、使う前に確認しておきましょう。