ニキビを改善、予防するなら紫外線のことも頭に入れておきましょう。
紫外線はあらゆる肌トラブルを引き起こす恐ろしいものです。肌トラブルにはニキビも含まれており、ニキビに悩んでいる人は紫外線対策も必要になってきます。季節関係なく降り注ぎますが、ピークなどもあることは事実です。
今回は紫外線が肌に与える影響と、それを予防する日焼け止めについてまとめました。
紫外線がニキビの原因になる理由とは
紫外線とニキビの関係
紫外線対策をしていない状態の肌に紫外線が浴びせてしまうと、肌を守ろうとする機能が作用します。それが角質を厚くする「過角化」です。過角化が進行することによって、毛穴がふさがりニキビが発生してしまいます。これが紫外線とニキビの関係性です。
また紫外線は肌の水分を蒸発させてしまいます。水分量が減ると肌のバリア機能が低下し、乾燥を引き起こしこれもまたニキビの原因になるのです。
紫外線によって肌のバリア機能が壊れてしまう!!
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紫外線が引き起こすトラブルはニキビだけじゃない!
シミ、シワ、たるみ、全ての肌トラブルの原因になる
■UV-A(紫外線A)
4月~8月がピークの紫外線。肌の奥(真皮)にまで到達します。ハリや弾力をキープするコラーゲンやエラスチンを傷つける作用があります。これがシワやたるみなどの原因に。
■UV-B(紫外線B)
5~9月頃に多く降り注ぐ紫外線。肌の炎症を引き起こす作用があります。これがニキビの原因に。できているニキビにUV-Bが当たると悪化して色素沈着の原因にもなります。皮脂と結合し、酸化させて肌のバリア機能を破壊します。
■UV-C(紫外線C)
普通ならオゾン層によって遮られる紫外線。しかし近年オゾン層の破壊により、地上まで降り注ぐことも。その影響はUV-AやUV-Bよりも強いと言われているので、皮膚ガンの原因にもなります。しみ、しわ、たるみ、ニキビなどあらゆる肌トラブルの原因になり、遺伝子を破壊する力を持っている紫外線です。
気づいたら肌がボロボロ・・・
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紫外線対策の強い味方、日焼け止め
日焼け止めは紫外線対策に欠かせないアイテム!
・PA
UV-Aを防ぐ効果の指標です。「PA++」などで表示されます。「+」が多くなるにつれてその効果は高くなります。
・SPF
UV-Bを防ぐ指標です。「SPF30」などで表示され、数値が高いほど効果が高くなります。
日焼け止めを塗ってから楽しもう!
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どんな日焼け止めを選ぶべきか
日焼け止めどんな時にどれを使えばいい?
いろんな数値がある日焼け止め
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PAやSPFの違いがわかりましたが、日焼け止めはあらゆる種類が発売されています。中には紫外線を防ぐため、かなり肌に強い刺激の成分が配合されているアイテムもあるので、気をつけましょう。
・紫外線吸収剤に気をつける
紫外線吸収剤はニキビなどに強い刺激を与え、さらに悪化させてしまう恐れがあります。「アレルギー等の皮膚障害を引き起こす恐れのある成分」と表示されていることもあるので、よく成分表を見てください。敏感肌の人も避けましょう。
・無香料、無着色を選ぶ
製品の差別化を図ろうと余計な成分を配合しているアイテムもあります。基本は無香料、無着色の低刺激のものを選ぶことが大切です。
・オイルフリーを選ぶ
テクスチャーをよくするため油分を含んでいる日焼け止めもありますが、油分がニキビをさらに悪化する恐れがあります。
日焼け止めは生活スタイルによって使い分けよう
生活スタイルによって使い分ける
・家にいるとき
洗濯もを干す、食料品を買いに行く程度のスタイルなら、SPF15~20、PA ++くらいの日焼け止めを使います。
・外出や海や山などのレジャー
長時間の外出や海や山などに出かける場合は、SPF30以上がよいでしょう。
SPF50という高い数値の日焼け止めもありますが、数値が高いほど紫外線吸収剤が含まれていると言われているので、なるべく控えたいですね。
家の中でも日焼け止めを塗ったほうが◎
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まとめ
今回は紫外線が肌に与える影響についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
紫外線には種類がありそれにより肌トラブルが引き起こされます。ニキビの直接的な原因はUV-Bになりますね。しかしUV-AやUV-Cも防ぐことが、美肌への道になります。紫外線を防ぐには日焼け止めの使用が欠かせません。自分の生活スタイルに合わせて、数値を選びましょう。