ワキガや多汗症の治療法のひとつ、レーザーシェービング法をご存知でしょうか?
わずか1cmの傷口から特殊な器具を挿入し、ワキガや多汗症の原因となる汗腺を除去する施術方法です。傷跡もとても目立たないため人気が高まっている施術でもあります。
今回はそんなレーザーシェービング法について調べてみました!
ワキガと多汗症に関係する汗腺について
ワキガと多汗症に関係してくる2つの汗腺
人間は「エクリン腺」と「アポクリン腺」があります。
ワキガの匂いを発するのがアポクリン汗腺です。アポクリン汗腺から出る汗には脂質・タンパク質・糖質・鉄分・アンモニアなどいろんな成分が含まれていてそれが常在菌によって分解されることで、あの匂いが発生します。
一方多汗症に関連するのはエクリン腺です。エクリン腺から出る汗の99%は水分になり、残り1%には塩分や尿素、アンモニアが含まれています。ですのでエクリン腺から出る汗はほとんど匂いを感じません。
出典: http://www.s-b-c.net
レーザーシェービング法は小さな傷口からレーザーを照射して汗腺を除去する方法です。傷口を最小限に抑えることができるので、術後の見た目も安心できます。
皮膚の合併症の心配も少なく、レーザー照射自体は30分程度のため体に負担が少ないのも特徴です。切開手術でためらっていた人には朗報ですね!
ワキガの匂いを発するのがアポクリン汗腺です。アポクリン汗腺から出る汗には脂質・タンパク質・糖質・鉄分・アンモニアなどいろんな成分が含まれていてそれが常在菌によって分解されることで、あの匂いが発生します。
一方多汗症に関連するのはエクリン腺です。エクリン腺から出る汗の99%は水分になり、残り1%には塩分や尿素、アンモニアが含まれています。ですのでエクリン腺から出る汗はほとんど匂いを感じません。
特殊なレイザーで汗腺を除去する
使用するのは先がとても細い器具
小さな穴(1cm程度)からレーザーを照射し、その後に特殊なシェービング機で臭いの原因であるアポクリン汗腺を取り除きます
出典: http://www.s-b-c.net
レーザーシェービング法は小さな傷口からレーザーを照射して汗腺を除去する方法です。傷口を最小限に抑えることができるので、術後の見た目も安心できます。
皮膚の合併症の心配も少なく、レーザー照射自体は30分程度のため体に負担が少ないのも特徴です。切開手術でためらっていた人には朗報ですね!
レーザーシェービング法に適している人
軽度のワキガや多汗症の人におすすめ
汗腺を除去して匂いの元を断つレーザーシェービング法ですが、適している人とそうではない人に分かれます。レーザーシェービング法に適している人は、軽度のワキガの症状を持つ人や多汗症で悩んでいる人です。
レーザーシェービング法は完全に汗腺を除去することは難しいため、重度のワキガで悩んでいる人は効果を実感できないかもしれません。
レーザーシェービング法は完全に汗腺を除去することは難しいため、重度のワキガで悩んでいる人は効果を実感できないかもしれません。
再発リスクはあるのか?
気になるのは再発の可能性・・・
先でも説明したようにレーザーシェービング法はアポクリン汗腺の完全除去は難しい施術です。ですので術後にアポクリン汗腺が活発に活動した場合に、個人差がありますが半年後くらいに匂いを感じることがあります。
ですので重度のワキガや多汗症の人は他の治療を検討した方が良さそうです。
ですので重度のワキガや多汗症の人は他の治療を検討した方が良さそうです。
施術時間や料金はどれくらいかかるのか
費用はどれくらいかかるの?
レーザーシェービング法は医療行為ではありません。ですので保険適用外の施術になってしまいます。またクリニックによって異なります。しかし参考としてご覧ください。
・施術時間 40分
・抜糸 1週間
・持続性 1年以上
・シャワー 下半身→当日OK、上半身→3日待ち
・入浴 1週間待ち
・料金 約15万円
施術時間は1時間以内で早い印象を受けます。しかし費用は約15万必要になってきますね。持続性も考えながら検討しましょう。
・施術時間 40分
・抜糸 1週間
・持続性 1年以上
・シャワー 下半身→当日OK、上半身→3日待ち
・入浴 1週間待ち
・料金 約15万円
施術時間は1時間以内で早い印象を受けます。しかし費用は約15万必要になってきますね。持続性も考えながら検討しましょう。
まとめ
今回はレーザーシェービング法についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
一番のメリットは傷口が小さく傷跡も目立たないということですね。しかし汗腺を完全に除去する方法ではないので、重度の匂いや汗に悩んでいる人には適しません。軽度の症状の人にはとても効果があるようです。
保険適用ではないため10万円以上の費用が必要になります。それも踏まえて治療法のひとつとして検討してみてください。