誰にでも訪れる！更年期障害の悩みと上手に付き合うにはどうすればいいの？

様々な体の不調にみまわれる、更年期障害。家の中で、じっとしていても、辛さがよけいに増すだけになってしまいます。そこで、気分転換を図るためにも、外でのスポーツがオススメです。

体に負担がかからないように、自分の体調と相談をしながら、遊び感覚でスポーツをします。勝敗にこだわるよりも、楽しむことが大切です。家にいると、内側にこもりがちになるため、辛い更年期の症状ばかりが気になってしまいますよ。

更年期障害が起こる原因に、エストロゲンというホルモンが低下することがあげられます。このエストロゲンは、食品やサプリから摂取することができます。

有名なものには、大豆製品、ザクロなどがあげられます。

大豆製品には、イソフラボンが含まれています。このイソフラボンは、エストロゲンと似たような働きをするそうです。ただし、一日に摂取する上限が112グラムと決められています。それ以上に撮ってしまうと、逆効果になります。ご用心を。

また、ザクロはエストロゲンの宝庫といわれています。特にペルシャ産の黒ザクロが、一番だとされています。ですが、エストロゲンは皮の部分に多く含まれています。ペルシャザクロを手に入れるのも大変ですし、皮ごとなんて無理・・・、でも大丈夫です。ちゃんとザクロを使ったサプリなどが販売されています。

漢方を使った更年期障害の改善には、血、気、水に関する生薬が使われます。

血の生薬は、血（おけつ）」という血の滞りによる不調の改善に使われます。血が滞ると、冷え、肩こり、のぼせ、精神の不安定さの元になります。実は、こういった症状が、更年期障害に一番多いのだそうです。

気の生薬は、気の滞りによって引き起こされる不調の改善に使われます。気が滞ると、めまい、耳鳴り、気分が落ち込むなどの症状が現れます。

水の生薬は、利尿作用を促すことで、水の流れを良くする効果があります。水が滞ると、頭が重く感じたり、体がだるく感じたりします。

最近では、若い世代にも更年期障害があると、いわれるようになりました。女性なら誰もが通る道でもある、更年期障害。体に起こる不調は、簡単な言葉で片付けられないほど、多岐にわたっています。友達とおしゃべりをして、気分転換を図ることも大切です。他にも、自分の好きな趣味に熱中してみるのもいいかもしれません。どうしても、辛い時には迷わずにお医者さんに相談しましょう。