ニキビができる意外な原因？！もしかしたら体質遺伝かも？

毛穴に皮脂が詰まることから、ニキビはできます。毛穴が小さい、肌の代謝が悪い、オイリーな肌質などが、ニキビのできやすい肌といわれています。

毛穴が小さいとそれだけで皮脂が詰まりやすくなります。肌の代謝が悪いと、肌のターンオーバーに時間がかかってしまいます。肌の再生が遅くなり、本来なら剥がれるはずの角質層が残ってしまい、結果としてニキビの原因になります。オイリーな肌質は、皮脂の分泌料が多いためです。

ニキビは、病気ではありません。体質的に遺伝することは考えられますが、遺伝からかかる病気とは違います。ただし、ニキビができやすい両親の生活習慣をそのまま真似ていると、ニキビのできやすい原因になってしまいます。

ですが、いくら体質が遺伝するとはいえ、日頃のスキンケアや生活習慣でニキビ予防をすることが可能です。両親がニキビ体質だからと、諦める必要はありません。

やり過ぎには注意が必要ですが、基本は洗顔です。洗顔後、しっかりと保湿をします。カサカサのお肌になってしまうと、毛穴の角質層が厚くなり、皮質の出口をふさいでしまいます。行き場のなくなってしまったし皮質が詰まり、ニキビになってしまうのです。お肌の乾燥を防ぐためにも、保湿成分が入っているスキンケア商品を選びます。

また、化粧を落とすときにオイルタイプのクレンジングを使用すると、毛穴に過剰に皮脂を与えることにつながるので、注意が必要です。同じようにスキンケア商品を選ぶ際にも、油系の商品を避けたほうが無難です。

同時に日常生活を見直します。脂分たっぷりの食事、睡眠不足、ストレスなどもニキビを作る要因になっています。

ニキビができやすい肌質や体質は遺伝するかもしれませんが、だからといって悲観することはありません。キチンとしたケアをすることで、予防することが可能です。もちろん、ニキビができにくい体質だからと、安心して日常生活を省みなかったり、オイルたっぷりなスキンケアを続けていると、ニキビを作る結果を招きかねません。洗顔と保湿、そして日常生活の改善で、ニキビができにくい肌質になれるかもしれません。