毎月の悩み…。生理痛の一番の対策は薬?あなたにぴったりの薬の選び方をご紹介

毎月の悩み…。生理痛の一番の対策は薬?あなたにぴったりの薬の選び方をご紹介

今月も、アイツがやってきた…

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女性にとって最大の悩み“生理”…。
月、頭痛や腹痛、イライラといった生理痛に悩む方も少なくはないはず。
生理痛対策に一番効果的なのはやっぱり“薬”。

「たくさん種類がありすぎてどの薬を選べばいいかわからない!」
「結局どの薬が一番効果があるの…?」

今回は、そんな気になる情報に迫ります!

早く気付いて!こんな病気が潜んでいるかも…。

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生理痛対策に効果的な薬についての情報をご紹介する前に、生理痛に関わる“病気”について説明していきます。

女性にとって“生理”というものは付き物。
「生理痛は仕方がないから我慢しよう」と思っていませんか?
実は、生理痛の裏には様々な病気が隠れていることがあります。

代表的な病気は3種類あります。

①子宮内膜症
子宮ではない場所に子宮内膜と同じような組織が作られてしまう病気です。
この組織は、生理が起こるたびにはがされ出血につながります。
これが何度も繰り返されることで周りの組織とくっついてしまい、剥がれにくくなり強い痛みを巻き起こします。

②子宮腺筋症
子宮内膜症と同じような組織が子宮の“筋肉の中”にできてしまう病気です。
経血が増えたり生理が長引いてしまったりする症状が見られます。

③子宮筋腫
子宮にできる腫瘍のことを差します。
強い生理痛の原因になり、経血が増えたり生理が長引いたりする症状が見られます。

上記の病気になっているかどうか調べるためのチェックポイントがあります。
☑生理不順
☑生理の日数が短いor長い
☑経血量が多いor少ない
☑レバー上の経血が出る
☑今までにないくらい強い生理痛を感じる
☑だらだらと出血が続く

以上の症状が見られた場合、急速に産婦人科へ行きましょう。

生理痛対策◆市販薬を買う前に。

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生理痛対策として、世間には様々な薬がありますが一番手に入りやすい“市販薬”についての注意点をご説明します。

市販薬には、胃の痛みやお腹の痛み、頭痛、関節の痛み、歯の痛み、生理痛などの痛みに効果が見られます。

それぞれの痛みに効く薬が市販されていますので、自分の症状に関係する市販薬を服用しましょう。
「胃が痛い」というときは、むやみに生理痛の薬や頭痛薬などに手を出さず、胃に関係する薬を服用してください。
関係のない薬を服用すると痛みが悪化したり、体に悪影響を与えてしまったりします。

“胃の痛み”を“生理痛”だと勘違いしてしまうことがあるので、自分の体としっかり向き合うことが大切です。

生理痛対策の薬◆効き目が最も高い市販薬は?

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生理痛対策の市販薬にはいろいろな種類が存在し、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

一般的に知られ人気のある市販薬は「バファリン」や「イヴ」です。
聞いたことがあるという方や、すでに使っているという方も多いでしょう。
実は上記の二つ以上に生理痛に効果的な市販薬があるということをご存知でしたか?

実は、生理痛に一番効果的だとされている市販薬は“ブスコパン”。
生理痛対策の薬としてはあまり知られていませんが、生理のときに内臓が収縮することによって起こる生理痛を抑えてくれる薬です。

生理の際に腹痛が一番悩みの方におすすめしたい薬となっています。
実際に産婦人科で生理痛の薬として処方しているところもあるそうです。

生理の際、腹痛だけではなく頭痛や歯の痛みにも悩まされている…という方には“リングルアイビー200”がおすすめです。
ネットでもとても好評の市販薬。副作用として見られる“眠気”も起こらないので、出勤前や仕事中などにはうれしいですね。

生理痛対策の薬◆効果的な選び方

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一般的な生理痛対策としては、“イブプロフェン”成分が含まれている薬を選ぶと良いでしょう。
このイブプロフェンという成分は、他の市販薬に比べ、成分が子宮に移行しやすいため生理痛への対策が期待できます。

ただし、イブプロフェンが含まれている薬は15才未満だと使用が認められていないため、注意してください。

また、生理の際むくみが気になったり、ぼーっとしてしまったりする方は“カフェイン”が含まれた薬を服用する手もあります。
カフェインには、利尿作用があるためむくみを抑えたり、眠気を抑えたりにも効果的です。
ただ注意したいのが、お茶やコーヒー、栄養ドリンクなどにもカフェインが含まれていることが多いので、カフェインが含まれた薬を服用するときには過激な摂取にならないように気をつけましょう。

さらに、胃が弱い方はカフェインを摂取すると胃液の分泌を促し、胃へ悪影響を及ぼしてしまうので注意してください。
胃が弱い方は、“アセトアミノフェン”を主成分とした薬か、“制酸剤”と呼ばれる薬を選ぶことをおすすめします。

酷い痛みやいつもと違う痛みを感じ、薬を飲んでもなかなか良くならないときは、早めに産婦人科の受診をしましょう。

生理痛対策の薬◆ピルがおすすめ

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ピルは避妊の薬というイメージが大きいですが、他にもさまざまな効果がありそのひとつに“生理痛の対策”としての効果もあります。

なかでも一番おすすめしたいピルが“低用量ピル”というもの。
これには、女性ホルモンが含まれており女性にはメリットがたっぷり含まれた薬となっています。

そのメリットとしては
・生理が軽くなり、生理周期も安定する。
・生理前のイライラも抑えることができる。
・肌荒れやニキビが軽くなる
・子宮内膜症が治る
・子宮の病気にかかりづらくなる

等があげられます。

ただし人によっては軽い副作用を起こす可能性もありますので、医師の診断のもと処方してもらいましょう。

まとめ

今回は、生理痛にお悩みの方へ、対策として薬の選び方やおすすめ薬をご紹介しました。
女性はこれからずっと生理と向き合っていかなければなりません。
自分に合った薬を見つけ、少しでも生理痛を和らげるようになるといいですね。

   

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