辛い生理痛にはツボ押しが効果的！簡単ツボ押し対策をマスターしよう！

大事な予定があるタイミングで急に生理痛がひどくなること、ありますよね？
そんなとき真っ先に思うのが「今すぐにこの生理痛をなんとかしたい！」
かといって、薬を飲んでもすぐに効くわけではなく…。

今回はそんなときにおすすめ、即効性バツグンの“ツボ押し対策方法”をご紹介します。

ツボ押し対策は、生理痛の緩和の即効性があります。
さらに、持続してこのツボ押し対策を行うことで、“生理痛に強くなる体質”を作ることができます。

まず、ツボの押し方は“指の腹”でツボに対して“垂直”に押すようにしましょう。
強さにも加減があり、“適度に刺激を感じる程度”にします。
気持ち良い！と感じるくらいがちょうど良いでしょう。

時間はゆっくり力を入れる際に5秒間、力を抜く際もゆっくり5秒間かけます。
回数としては、10階ほど繰り返し、左右にあるツボは同じ回数で行いましょう。

ツボ押しのタイミングとしておすすめなのは、入浴後や就寝前。
体が温まって血行が良いときに行うことがおすすめです。

もちろん、「今すぐ生理痛を和らげたい！」という時でもOKです。

それでは、生理痛に効くツボをご紹介します。
腹痛はもちろん、腰痛、胃痛、むくみ、貧血などにも効果的なツボ押し対策です。

まず最初にご紹介するのが、おへそ付近にあるツボ。
おへそ付近にはツボがたくさんありますが中でも生理痛緩和に最適なツボ2つをご紹介します。

◆気海(きかい)
このツボは“元気の源”と言われています。
下腹部痛や腰痛、貧血などの改善に効果的です。
位置は、おへそから指2本下。
爪を立てずに、両手の人差し指と中指をあててゆっくり押しましょう。

◆関元(かんげん)
下腹部痛や腰痛、体の冷え改善、また生理不順や子宮筋腫の予防にも効果的なツボです。
位置は、おへそから指4本下。気海のさらに下の位置に存在します。
両手の人差し指と中指を揃え、指の腹でゆっきり押しましょう。
押しながらお腹を暖めるイメージで。
2分程度繰り返してください。

次にご紹介するのが、足にあるツボ押し対策のご紹介です。

◆三陰交(さんいんこう)
生理痛はもちろん、生理不順や不正出血、不妊症などの悩みや、腰痛、冷えなどの改善にも効果的なツボです。
位置は、内くるぶしから指4本上。骨と筋肉の境目に存在します。
両手の親指を重ねて優しく深く押していきます。10回程度繰り返しましょう。

◆血海(けっかい)
腰痛や下腹部痛の改善に効果的なツボ。
また、生理不順や冷え、体の凝りやストレス解消にも効果的です。
位置は、ひざの内側、足を伸ばした状態にしてへこむ場所から指3本上。
両手の親指を重ねて、強めに3秒押します(※ちょっと痛い！と思うくらいがちょうど◎)

基本的なツボ押し対策をご紹介しましたが、次は、特に生理痛がひどいときのツボ押し対策のポイントをご紹介します。

①ツボ周辺を温めてからツボ押しを始めましょう。

さきほどもお伝えした通り、ツボ押し対策をするタイミングとしては入浴後などの体が温まっているときがおすすめですが、仕事中や外出先でツボ押し対策を行いたい場合は、ツボをカイロなどで温めてから押すとより効果的です。
ツボ温めてから刺激することで、血行が良くなり即効性が見られます。

②強く刺激しすぎるのはNG！生理痛がひどいときは優しくして。

生理痛がひどく辛いときは、力を入れ過ぎずに優しいツボ押し対策を心がけましょう。
優しい力で揉み解し、さするようするだけでもツボは刺激されますよ。

③気海と関元は温めるだけでも効果的です。

さきほどご紹介した腹部にある気海と関元のツボは、温めるだけでも効果が期待できます。
生理痛がひどいときにはとくに腹部のツボを押すのが辛い場合もあります。

そのようなときは、カイロや湯たんぽでツボ周辺を温めて血行を良くしましょう。
子宮が温まることで、生理痛の緩和につながります。

ツボ押し対策をする際に、注意する点がいくつかありますのでご紹介します。

①強すぎる力で押さないよう注意しましょう。

ツボ押し対策のポイントとしては“気持ち良いと思う程度の強さ”でツボを刺激することです。
強すぎてしまうと筋肉が炎症を起こしてしまい、痛みを及ぼします。
筆者は強くツボを押しすぎて、足に痣ができたことがあります…。
ですので、力には十分注意しましょう。

②同じ場所を長時間押さないように注意しましょう。

生理痛緩和のために…と、長時間同じツボを刺激し続けてしまうと、①と同様筋肉が炎症を起こしてしまいますので注意が必要です。

③ツボの場所に傷があるときは刺激をしないように注意しましょう。

ツボがある場所に傷などがある場合は、ツボ押し対策の刺激によって悪化してしまう危険性があります。
傷が治ってからツボ押し対策にチャレンジしましょう。

以上の注意点を守り、正しいツボ押し対策を行っていくことが大切です。