生理痛の悩みには薬が効果的。有名市販薬“イブ”の効果とは？

あなたは辛い生理のとき、どんな対策を行っていますか？
多くの人は「薬に頼る」と答えるのではないでしょうか？

病院で処方してもらう薬や漢方、市販薬など、世の中にはたくさんの種類の薬がありどれを服用すればいいのかいまいちわからないですよね。

そこで今回は、市販薬の中でも有名な“イブ”シリーズの効果をご紹介していきたいと思います。

頭痛や腹痛を伴う生理痛の対策として、市販薬の“イブ”はとくに愛用者が多いですね。
この記事を読んでくれている方のなかにも、イブ愛用者様はいるかもしれません。

筆者も、頭痛や腹痛に悩まされているときはほとんどの確率でイブを服用しています。

この“イブ”には“イブプロフェン”という成分が主に含まれています。
イブプロフェンには、頭痛や腹痛の“熱の原因となる物質”の発生を抑えてくれる働きがあり、炎症による痛みや腫れ、発熱などを緩和してくれる力があるのです。

まず最初にイブシリーズ“イブ”の成分と特徴をご紹介します。

イブは、痛みと熱に効く飲みやすい小粒の錠剤で、1985年に日本ではじめての“スイッチOTC医薬品”として発売されました。

生理痛に限らず、痛みや熱にお悩みの方、大きな錠剤が苦手な方におすすめです。

痛みの元にしっかり作用し、辛い痛みを抑えてくれます。
指定第2類医薬品、15歳以上が服用でき、一回2錠の成分はイブプロフェン150㎎。

添加物は、マクロゴール、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタン、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロース、乳糖、無水ケイ酸、ヒプロメロースが含まれています。

次に、イブシリーズ“イブA錠”の成分と特徴をご紹介します。

イブA錠は、イブ同様小粒で飲みやすく生理痛と頭痛によく効く解熱鎮痛薬です。

生理痛や頭痛にお悩みの方、大きな錠剤が苦手な方におすすめです。

指定第2類医薬品、15歳以上が服用可能で、一回の服用で2錠。
成分は、痛みの元を抑えるイブプロフェン150mg、鎮痛作用を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素60mg、頭重感を緩和する無水カフェイン80mgが含まれています。

イブA錠に含まれる“アリルイソプロピルアセチル尿素”によって副作用で眠気が起こる可能性がありますが、悩みの痛みや熱に素早く効きめが表れるのが特徴的です。

次に、イブシリーズ“イブクイック頭痛薬”の成分と特徴をご紹介します。

イブクイック頭痛薬は特に頭痛に効果があり、胃にも優しい安心の解熱鎮痛薬です。

とくに辛い頭痛、熱にお悩みの方や、“効きめの即効性”と“胃への優しさ”をお求めの方におすすめ。

15歳以上が服用可能で、一回の服用で2錠。
成分は、“イブA錠”とほとんど同じですが、痛みの元を抑えるイブプロフェン150mg、イブプロフェンの吸収を速め胃粘膜を保護する酸化マグネシウム100mg、鎮痛作用を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素、頭重感を緩和する無水カフェイン80mgが含まれています。

“イブA錠”にプラス酸化マグネシウムが配合されており、即効性を高めて胃粘膜を保護する作用があるの胃に優しいのです。

頭痛や生理痛だけではなく、関節痛や腰痛などの緩和にも効果的です。

最後に、イブシリーズ“イブA錠EX”の成分と特徴をご紹介します。

イブA錠EXは、とくに辛い生理痛や頭痛に高い効果が期待できる解熱鎮痛薬。

ひどい生理痛や頭痛にお悩みの方はもちろん、大きな錠剤をのむのが苦手な方や、良く効く鎮痛剤をお探しの方などにおすすめです。

指定第2類医薬品、15歳以上の服用が可能で、一回2錠の服用。
成分は、痛みの元を抑えるイブプロフェン200mg、鎮痛作用を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素60mg、頭重感を緩和する無水カフェイン80mgが含まれています。

これまでのイブシリーズとは違いイブプロフェンが200mg配合されているため、さらなる効果が期待できます。
実は、日本ではじめてのイブプロフェン200mgの配合剤なんだとか…。

イブシリーズの中では、一番効果や値段も高いですが、胃には少し負担がかかってしまうため胃の弱い方は薬剤師や医師に相談してみるといいでしょう。