生理前後や生理中に発生する痛み。
度合いは人それぞれですが、辛いですよね・・・。その痛みを解消するなら日頃から体を温めてあげることが大切です。ではどうして温めることが良いのか、そして今日から実践できる体を温める方法をまとめてご紹介します。
生理痛の原因の一つに「冷え」がある
体が冷えると良いことが一つもない!
つまり生理痛緩和には体を日頃から温めて血行を促進し、生理時にスムーズに経血を排出させてあげることが大切です。では、日頃からできる体を温める方法をご紹介します。
身体が冷えて血行が悪くなっていると酸素と栄養素不足で子宮の機能が低下してしまっているので 経血をスムーズに体外に排出できなくなります。
すると体のほうはより子宮を収縮させて経血を排出させようとするのでプロスタグランジンの分泌量が多くなります。 このプロスタグランジンの分泌量が増えれば増えるほど生理痛はひどくなってしまうんですね。
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日頃から体を温めることがポイントです
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生理痛対策:足湯
そしてふくらはぎは血圧を左右する大事な場所です。足湯をするときは深めのバケツを用意してくるぶしより上の部分までお湯につけてください。
深めのバケツを用意しよう
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●足のくるぶしより上、ふくらはぎの下くらいまでお湯に浸します。
●40~42度くらいのお湯を大きいバケツかタライに用意します。雑貨店で足湯専用のタライも売っています。
●お湯が冷めないように、タオルで覆ったりするといいでしょう。
●足し湯を用意しておき、お湯が冷めてきたら継ぎ足します。
●お湯の温度や室温、個人の体質によって差はありますが、15分から30分程して体が芯からポカポカして少し汗ばんできたら終了します。
●足をよーくタオル等でふき、冷やさないようにしましょう。
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生理痛対策:半身浴・全身浴
ゆっくりと浸かってリラックス♪
半身浴:38〜40度のぬるめのお湯で20分程度浸かります。できれば体を洗う前後に2回入ると良いです。
全身浴:38〜40度のぬるめのお湯で3分程度浸かります。こちらも体を洗う前後に2回入ると良いです。
生理痛対策:カイロ・湯たんぽ
ただしカイロは肌に直で貼ってはいけません。下着を挟んで使用してください。
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腰のあたりにある仙骨
生理痛対策:温かい飲み物
内側から温まろう
温かい飲み物を体内に取り入れることで、内臓などが活発になり血流が改善されて冷えの解消につながります。ハーブティーなどはカフェインレスなのでオススメです。
夏の日もできれば飲みたいですが、氷を省くなどの工夫をすると良いですね。
おすすめのハーブはこちらです。
『ラズベリーリーフ』、『カモミール』、『ローズペタル』
血行をよくする作用があると言われていて、生理痛のときに体を温めるのにおすすめです。
ハーブティーの他に、ゴボウ茶・黒豆茶・生姜湯・ココアなども体を温めるのに効果的です。
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カフェインレスなら寝る前に飲んでも大丈夫
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生理痛対策:運動
簡単なストレッチでOK♪
デスクワークで一定の動きしかしない人は、トイレ休憩時に軽いストレッチを行うなど、体が縮こまるのを防ぐようにしましょう。
まとめ
痛みに悩まない体になろう♡
今回は生理痛の原因となる冷えについてと、それを解消する体を温める方法をまとめてみましたが、いかがでしたか?
そもそもの生理痛の原因は冷えによる血行不良が挙げられます。その冷えを解消するなら日頃から体を温めて血液循環を改善させてあげる必要があるのです。
足湯・入浴・カイロ・温かい飲み物・運動など今回ご紹介した方法をできることから始めて、生理に備えておきましょう!