腹痛は生理のメイン症状…肌寒い春は体を温めて痛みを回避

腹痛は生理のメイン症状…肌寒い春は体を温めて痛みを回避

生理の時にお腹が痛くなるワケは

「プロスタグランジンが引き起こす生理痛」

出典:http://www.essentialoilspedia.com

生理の時にお腹が痛くなる人は多いですが、腹痛を引き起こしているのはプロスタグランジンというホルモン様物質です。
これは経血の排出をスムーズにするために子宮を収縮させる働きを持っているのですが、あまり分泌が多いと収縮が過剰に起こり、腹痛を引き起こすのです。

こんな条件で腹痛はひどくなります

女性は皮下脂肪が多く筋肉量が少ないので冷えやすく、冷え性の人は血行が悪く子宮も含めて臓器の機能が低下しがち。
子宮の機能低下でなかなか経血が排出されない時にもプロスタグランジンは多く分泌され、結果的に腹痛がひどくなってしまいます。
気温が安定しない春は、冷えないように気をつけて。

体を冷やさない生活を

「夏でも冷たい飲み物は避けて」

出典:http://www.care2.com

冷え性の人は夏でも冷たい飲み物を避ける、寒い日は下半身を冷やさないよう下着を重ねばきする、熱を作り出せる体になるために筋肉をつける、といった点に気をつけるべき。
自分の努力でできることばかりなので、生活習慣にしてしまいましょう。

起こってしまった腹痛も体を温めて

生理時に腹痛が起きたら、温めると痛みが和らぐのでカイロを部分的にあててみましょう。
温める場所は尾てい骨のすぐ上にあり、髄液の循環を司る仙骨がおススメ。
ここには婦人科系の不具合に効くツボもあるので、指でゆっくりと押してみるのもよいでしょう。

いかがでしたか?
冷えはまさに万病の元ですが、仙骨を温めるとその下を通る副交感神経が優位になり、他の臓器も温まって栄養や酸素が行き渡ります。
すると体温も上がり、免疫力が上がることで様々な病気にかかりにくくなるので、腰はくれぐれも冷やさないこと。

まとめ

   

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