皮脂分泌量は体質遺伝する？ニキビの原因を作る肌質とは

肌質は遺伝するかというと、親兄弟でも体型が異なるように、肌質もまったく同じになるとは言えません。
むしろ、脂っこいものが好きといった同じ食材や味を好む傾向が原因の、食生活による肌質への影響の方が大きいと言えるでしょう。

ニキビができる要因はいくつかありますが、自分または家族で作りだしている原因の一つが、食生活の問題です。
脂っこいもの、甘いものが好きなど、皮脂分泌が盛んになるような食生活を続けていると、ニキビができやすい条件を備えることになってしまうのです。

家族は一緒に過ごす時間が多いので、考え方や性格が似てくる傾向があります。
そうなるとストレス耐性にも影響が出て、くよくよしがちな性格や悲観的な考え方を持ちがちな人は、ストレスによる肌への悪影響が出やすくなるのです。

人はストレスを受けると脳下垂体や副腎皮質から男性ホルモンが分泌され、これが皮脂分泌を盛んにし肌も固くするので毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因となりがち。
つまりストレス耐性が低い傾向を持つ家族は、ニキビになりやすいと言えます。

いかがでしたか？
体質が子にコピーされることはないにせよ、一緒にいる時間が長いと生活習慣が似るため、同じ疾患にかかりやすいという傾向があります。
家が不潔といった習慣が皮膚炎の原因になることもあるので、お互いに客観的に生活をチェックしてみましょう！