お薬どう選ぶ?
生理痛の痛み止めどう選ぶ?
ドラッグストアなどで販売されている生理痛の鎮静剤は種類がとても豊富で、選ぶのにも迷ってしまいますよね。いったいどんな成分が生理痛に効くのでしょうか?今回は多くの鎮静剤に含まれている2つのという成分に着目してみましょう!
アセトアミノフェン
痛み止めの成分を知ろう!
鎮痛作用も解熱作用も高く、さらに副作用も少ないと言われています。総合風邪薬にも含まれるメジャーな成分です。メジャーだからこそ、飲み過ぎに注意が必要です。肝臓が代謝できる限界を超えたとたん、急激に毒性を持つので、必要以上飲まないようにしないといけません。さらに、アルコールで毒作用が出る危険性が上がるので、アルコールも控えた方が良いと言われています。
出典: https://minacolor.com
特に、アセトアミノフェンはNSAIDsとは異なり、血液の凝固作用に影響を与えず、胃に対する有害な作用がほとんどありません。
そして赤ちゃんや子どもにも使われる成分ですので、胃腸に対する副作用の弱さだけでなく、授乳中のママにもオススメできる成分になります。
出典: https://minacolor.com
イブプロフェン
生理痛のもとであるプロスタグランジンの過剰分泌を抑え、痛みを和らげてくれます。イブプロフェンは15歳以上、アセトアミノフェンは15歳未満の女性に適した成分と考えられています。鎮痛効果が高く、1時間〜2時間以内に効き始め、4〜8時間程度効果が続くと言われています。
市販薬は飲み続けても良い?
強い痛み止めの場合、痛みを押さえるのと同時に子宮の収縮も抑えてしまうため経血の量が増えることがあるそうです。そうなると、かえって不快な状態になってしまう場合もあるため、用法・用量を守り正しく服用しなくてはなりません。
まとめ
専門家の意見を聞こう!
手軽で即効性を期待できる市販薬は種類も豊富でどれが自分にあっているか迷ってしまいますよね。成分の配合は製品ごとに違いがあるので、購入する時は年齢や症状を薬剤師さんに相談して、おすすめの薬を紹介してもらうのがベストです!