生理痛がひどくて痛み止めを手放せない方におすすめしたい生理痛対策ベスト３♪

「子宮内膜」という赤ちゃんを育てるベッドが子宮内部に作られますが、妊娠しなかった場合にはこのベッドがはがされて血液と一緒に体の外に出されます。この時、子宮内膜からプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。このホルモンは子宮を収縮させる働きがあり、分泌量が多いと必要以上に子宮が収縮し、生理痛の要因となります。

生理痛を緩和するために痛み止めを飲む方も多いと思いますが、痛み止めに入っている成分をご存知ですか？鎮痛剤には痛みや炎症を抑えたり、熱を冷ます作用のある薬剤が入っています。持っている鎮痛剤の成分を見てみると、成人女性の場合イブプロフェンが含まれている商品が多いのではないでしょうか。イブプロフェンは薬が子宮に移行しやすく、生理痛への効き目が高いと言われています。

痛みを和らげる鎮痛効果は『処方箋薬（病院でもらう鎮痛剤）＞イブプロフェン＞アスピリン＞アセトアミノフェン』の順に高くなります。

出典: https://seiri.azukichi.net

イブプロフェンは生理痛の原因ともなるプロスタグランジンの生合成を抑制する働きがあるので、生理痛緩和に効果的と言われています。イブプロフェンは副作用が少ないと言われていますが、まれに副作用の症状が見られたり、飲み合わせ・食べ合わせによって不快な症状が現れることもあるそうです。気になる方はお医者さんや薬剤師の方など専門家に相談しましょう。

人によっては発疹ができたり、喘息発作を起こすおそれがあります。アレルギー体質の人や、もともと喘息のある人は注意してください。そのほか、腎臓や肝臓の働きが悪くなったり、血液に異常があらわれることがあります。リウマチなどで長期に服用する場合は、定期的に肝機能や腎臓の検査、また胃の検診を受けるとよいでしょう。

出典: http://www.interq.or.jp

薬以外で生理痛を緩和する方法を3つご紹介します！

■とにかく身体を温める！

ソックスを履いたり膝にブランケットをかける、お腹や腰にカイロを当てる等、下半身を温めるようにしましょう。骨盤周りを温めると、子宮付近の筋肉や内臓の血流が良くなります。血流が良くなれば必要以上にプロスタグランジンが分泌されることもなくなると言われています。

■ストレッチしましょう♪

ストレッチしてストレスを溜めないようにしましょう♪同じ姿勢を続けていると、血行が悪くなるだけでなくストレスも高まってしまうので、時折伸びをしたり屈伸運動をするなどして、身体を動かしましょう。

■ツボ押ししよう！

生理痛緩和の代表的なツボが三陰交（さんいんこう）です。内くるぶしから指4本分上にあります。生理痛・生理不順などの女性特有の悩みの改善に良いと言われています。指で5秒程度押して、離してを10回程度繰り返しましょう。