最近よく耳にする「妊活」や「不妊治療」。具体的にどんなことをしているの?

最近よく耳にする「妊活」や「不妊治療」。具体的にどんなことをしているの?

妊活と不妊治療

妊活と不妊治療

出典:http://jyosiryoku7.com

妊活も不妊治療も妊娠・出産を目的としているという意味では同じです。
強いて違いをあげると、不妊治療とは不妊の原因である病気や健康状態、疾患や身体的異常を改善するため治療することを指すのに対して、妊活は広く妊娠や出産を実現するために行う活動を指します。明確な違いはありませんが、医療機関の中には両者を分けて考え、それぞれ行うことが違うということもあるそうです。

妊活とは?

妊活では具体的にどんなことをするのでしょうか?ここでは代表例をいくつかご紹介します。

■基礎体温をはかる


寝起きのタイミングで基礎体温をはかり、自分の身体の状態を把握していきます。自分自身の排卵周期を知ることで妊娠しやすい時期がわかってきます。

■体を冷やさない


冷えは妊娠の大敵です。冷えによって血行が悪くなり子宮の機能が下がってしまう可能性があります。慢性的に冷えていると、妊娠しにくくなってしまったり、妊娠しても流産しやすいなどのリスクがあると言われています。空調だけではなく、飲み物や食べ物も身体を温めるものを口にするなど工夫が必要です。

■葉酸を積極的にとる


赤ちゃんの細胞分裂の際に大事な役割を果たすのが“葉酸”です。妊娠前から葉酸をとることで、葉酸不足による流産や死産のリスクを下げるため初期からとることが理想的だそうです。ホウレンソウに多く含まれる葉酸ですが、調理の過程で失われやすく、推奨される量を摂取するにはホウレンソウを7束ぐらい必要となってしまいます。そのため、サプリメントを活用して葉酸を摂取する方が多いようです。

不妊治療を考えるタイミング

不妊検査はいつ受ける?

出典:http://akasugu.fcart.jp

20代の健康なカップルが1年間避妊をせずに性交渉を行った場合、1年以内に妊娠する確率は約90%といわれています。2年以内では約95%の確率といわれているので、2年を過ぎても妊娠しない場合は不妊症を疑って不妊検査を受けることが多いようです。

不妊治療とは?

自然に近い形で妊娠を目指す「一般不妊治療」、人工的に子宮内に精子を注入する「人工授精」体外で精子と卵子を受精させてから子宮に戻す「体外受精・顕微授精」があります。不妊の原因を検査して、明確な不妊原因が認められない場合は一般不妊治療から始めることが多いようです。一般不妊治療の代表例をご紹介します。

■タイミング法


排卵日を予測して、排卵日の少し前に性行為をして妊娠の確率を高める方法です。自然妊娠と同じですが、通院して排卵日の予測の精度を高めることで妊娠率が高まると言われています。

■排卵誘発法


排卵を誘発する薬「排卵誘発剤」を使って排卵日を起こし、そのタイミングで性行為を行って妊娠率を高める方法です。

まとめ

社会的にも注目が高まる「妊活」と「不妊治療」

出典:http://www.bh-c.jp

妊活も不妊治療も男女で取り組むことです。晩婚化や少子化でこれらのワードを聞くことが増えてきましたが、費用がかかるなど課題があります。つい先日金融庁が不妊治療の費用を保障する保険商品を4月1日に解禁すると正式に発表しましたが、これが不妊治療に取り組むカップルの支えになると良いですよね。

金融庁は25日、不妊治療の費用を保障する保険商品を4月1日に解禁すると正式に発表した。

不妊治療の多くは健康保険の適用外で、費用が高額になるケースも多い。今回の解禁は、生命保険会社に不妊治療保険の引き受けを促し、出生率の向上を目指す狙いがある。具体的な商品設計は生保各社が今後検討する。

出典: http://headlines.yahoo.co.jp

   

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