生理痛対策に漢方はいかが？生理痛に有効な「当帰（とうき）」を知る♡

日本には250年ぐらい前から「血の道」という言葉があり、この血の道に不調があると、生理、妊娠、出産、更年期などにトラブルが出やすいと言われています。また当時の漢方医は、女性の病気を治すにはまず月経の異常を治すべきと、生理痛や生理不順などの治療を重視していたと言います。

出典: http://www.skincare-univ.com

このように漢方によって血の道の不調を治すことで、生理痛の改善につながるのです。また、漢方の視点からいうと生理時に痛みが発生するということは「異常」と考えられています。

そこで今回は生理痛に有効な漢方の一つ、当帰（とうき）について学んでいきましょう！

漢方の一種である当帰は特に欧米諸国で人気の強壮薬になります。原料はセリ科カラトウキの根になり、その効果には血液に滋養を与える・血液循環を活性化する・腸を潤して便通を改善する、などが挙げられます。

当帰の血液に対するアプローチが生理痛改善につながるんですね。

●当帰を中心にした漢方薬は、養血調経作用があり、生理不順や生理痛を緩和していきます。女性の人は、毎月生理で一定の血液を消耗しますので、慢性的に血液が不足しがちです。いざ　「妊娠、出産、授乳」のときにも、大量の血液が必要とされます。ふだんから、血液を養っておかないと、生理痛や生理不順、冷え性、不妊症の原因となります。

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当帰を含む漢方薬として「当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）」が有名です。こちらは食事と食事の間、空腹を感じている時や、食前の1時間前などに服用することが推奨されています。胃が空っぽの時に吸収されやすいのです。しかし胃が弱い人は食後などに服用することを勧められる場合があるので、専門家に尋ねてみることをオススメします。

また、副作用が出る場合もあるので、その場合はすぐ服用をやめて専門家に相談してください。