生理が近づくとニキビが出来るのなんで!?生理時のニキビの特徴と対策をご紹介♪

生理が近づくとニキビが出来るのなんで!?生理時のニキビの特徴と対策をご紹介♪

生理とニキビの関係

生理とニキビに関係はある?

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女性の体の中では、生理の周期に合わせて「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンが働いています。プロゲステロンは、排卵後から生理までの2週間ほどに増加しますが、生理時にニキビや肌荒れするのはこのプロゲステロンの増加が影響しています。
私たちの肌には「抗菌ペプチド」と呼ばれるニキビの原因である「アクネ菌」をやっつけてくれる免疫物質がいますが、プロゲステロンが増加すると、この抗菌ペプチドが減少します。抗菌ペプチドが減ると、肌のバリア機能が低下し、アクネ菌を抑制する力が弱まるため、ニキビができやすい状態になってしまうというわけです。

生理時のニキビの特徴

Uゾーンにできやすい

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生理前や生理中にできるニキビは、あごや口周り、フェイスライン沿いなどのUゾーンに出来やすいですよね。ニキビがどの部位にできやすいかというメカニズムははっきりとは解明されていませんが、Uゾーンはホルモンの影響を受けやすい場所と言われています。特にUゾーンは毛穴が小さく、詰まりやすいうえに、頻繁に手で触ってしまいやすい場所なのでニキビの発生や悪化を招きやすい環境と言えます。

紫根エキスを取り入れる

紫根エキスとは?

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抗菌ペプチドが減ることが生理時にニキビが出来やすい原因なのであれば、抗菌ペプチドを増加させる働きのある物を取り入れればよいですよね。そこで今注目されているのが「紫根エキス」です。ムラサキ科ムラサキ属ムラサキソウの根である紫根から抽出された成分で、生薬として販売されています。紫根エキスには抗炎症作用、創傷治癒の促進作用・抗菌作用などがあると言われています。
生理前ニキビや大人ニキビに悩んでいる女子には、「抗菌ペプチド」を増加させる働きがある「紫根エキス」配合のスキンケア製品に切り替えることもおすすめ。抗菌ペプチドが増加することで、バリア機能が高くなるので、ホルモンに関係なく、美肌を目指すことができるのです。
紫根エキスは肌の外からでも、抗菌ペプチド増加に働きをかけてくれるとのこと。ホルモンバランスという体の中のことなのに、外からケアできるのは、なんだか新しいですよね。
低下した肌のバリア機能にもアプローチするので、ニキビはもちろん、乾燥などの肌荒れが気になる肌へもおすすめです。生理前に起こりやすいニキビなどの肌トラブルを何とかしたい!と悩んでいる女子はぜひ紫根エキスをチェックしてみてくださいね。

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皮下脂肪をつける?

皮下脂肪が肌には大事?

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科学誌サイエンス誌でこんな興味深い報告が発表されたそうです。抗菌ペプチドを作るためには、皮下脂肪が大事だということです。
抗菌ペプチドは主に皮膚の細胞や好中球などが作っているという事がわかっていました。しかし、今回新たに、何と普段厄介者と見られがちな「皮下脂肪」の細胞が「カテリシジン」を作っているということが判明し、有力科学誌サイエンス誌で報告されました。
研究はマウスを使った実験でおこなわれました。マウスの皮膚に「黄色ブドウ球菌」という食中毒で有名な細菌を塗ってみたところ、脂肪の細胞がみるみる増える事がわかり、菌に対して脂肪細胞が何かをしているのではないかと考えられました。次に、正常なマウスと生まれつき皮下脂肪を作れないマウスの皮膚に、それぞれ黄色ブドウ球菌を塗って比べたところ、明らかに皮下脂肪を作れないマウスの方が菌が増えていったため、皮下脂肪が菌からの防御に大事なのだという事がわかりました。そこで、脂肪の細胞を詳しく調べてみたところ、カテリシジンを産生していた事が分かったという訳です。

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カテリシジンとは抗菌ペプチドの一つで、正常に身体を守るために重要な免疫物質です。ちょっと驚く結果ですが、健康のためにも美容のためにも適度に皮下脂肪は必要だということですね。

まとめ

生理と上手に付き合う♪

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生理が近づくと肌もあれやすいし、眠気や体のだるさを感じてブルーになりがちですよね。でも、一つ一つメカニズムを理解してそれに対策すれば、生理と上手に付き合うことが出来るはず♪いつもキラキラ素敵女子を目指しましょう!

   

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