さつまいもはダイエットの味方！？ダイエットに適した食べ方を徹底解剖！

さつまいもってなんだか太りそう・・・って思いますよね。その気持ち、半分は正しくて半分は正しくありません。さつまいもって甘いので、糖質たっぷりだよね？と言われれば確かにその通りです。ただし、これは他のイモ類と比べての話。巷にあふれる甘いお菓子に比べれば、ダイエットの敵である糖質も脂質も確実に少ないです。
ただ、大学芋やスイートポテトなど甘くて美味しいスイーツは食べ過ぎれば太りますよね。つまり、組み合わせる食材も大事というわけ。さつまいも食べてても太る！っていう人がいたら、それは間違った食べ方をしている可能性大です。

さつまいもは、いも類の中でも甘いので糖質が多いと思われるかもしれません。しかし、白米に比べれば半分くらいのもの。つまり、ごはんの代わりにさつまいもを食べ続ければ、常に半分程度の糖質で済ませられます。その分カロリーも低いので、ダイエットに向いていますよね。
他にも、さつまいもは食物繊維がたっぷりなので、便秘解消にも効果的。ヤラピンという成分も入っていて、腸の働きを促す効果も強いのが特徴なんです。このヤラピンは、さつまいもにしかない成分なので、さつまいもを食べるしか摂取する方法がありません。
あと、でんぷんに守られているので熱で壊れにくいビタミンCも豊富。むくみを解消してくれるカリウムも含まれているので、体内環境が整うのもメリットです♡

ごはんの代わりに食べるのがおすすめですが、糖質を分解することを考えれば、朝食か昼食のごはんに置き換えるのが正解。夜食べた分は、しっかり分解されずに体内に蓄積されてしまうかも。日中の活動でカロリーを消費できる時間帯に食べるつもりでいるのが一番ですね。
食べ過ぎを抑制するためには、よく噛んで食べることも大事。早食いでは満腹中枢を満たすことができません。その点では、噛みごたえを残した調理法というのも大切になってきます。油で揚げたりするのがよくないのも、しっかり噛む前に飲み込めてしまうようになるから。さつまいもは、そもそも熱を加えることで甘みが増すようにできているので、ふかした状態で自然な甘みを楽しむのがダイエット向けの食事になります。

さつまいもの良いところは、熱を加えると甘く美味しくなること。そして、熱を加えても本来持っている栄養素が壊れにくいので、調理に向いているところです。さつまいもの栄養素は、実と皮の間あたりにたっぷり入っているので、できればまるごと食べたいところですね。
おすすめの食べ方の一つがポタージュスープにしてしまうこと。ふかしたさつまいもをミキサーにかけ、牛乳や豆乳、コンソメスープなどでのばすだけ。少しだけ生クリームを直接垂らせば、コクもアップしてダイエットメニューとは思えない美味しさになります。温かいスープで摂取すれば、体内にしっかりと栄養素が届く点でもおすすめ。食欲がないときでも食べやすいので、普段作るレシピとして覚えておきたいところですね♡

さつまいもの弱点としては、たんぱく質がほとんどとれないこと。したがって、身体の筋肉を作る大事な栄養素のたんぱく質を、他の食材と組み合わせることで摂取する必要があります。幸い、さつまいもは乳製品などと相性が良いので、ポテトサラダならぬさつまいもサラダも美味しいですよ♪
マヨネーズのカロリーが気になる人は、ヨーグルトをベースにドレッシングを作ってもOK。味付けはシンプルに塩とこしょうで。いっしょにりんごをプラスすれば、ビタミンCの摂取量も増えて美肌効果も期待できちゃいます。さつまいもをサラダにしようという発想を持つだけで、周囲からはお料理上手と思われるかも！？

いかがでしたでしょうか？さつまいもは、上手に使えばダイエットの味方になってくれる食材だということが分かっていただけたかと思います。旬の秋になれば、より一層自然の美味しさを楽しめるさつまいも。ダイエット中なのに、甘いモノを食べても良いんですから最高ですよね！
さつまいもを食べて、ホクホクなダイエット生活をしてみてください。ダイエットは辛いものではなく、楽しいものだって実感できるはずです。美味しくヘルシーに、痩せやすい身体になっちゃいましょう♪