若い女性に増えています!性感染症ってどんな病気?しっかり予防しましょう!

若い女性に増えています!性感染症ってどんな病気?しっかり予防しましょう!

性感染症とは?

性感染症とは性行為によって感染する病気の総称で、主な症状は以下の通りです。

・性器クラミジア感染症
・カンジダ症
・淋病
・膣トリコモナス症
・梅毒
・細菌性膣症
・エイズ

若い世代を中心として性に関する意識が開放的になっていること、性行為の多様化により近年若い女性で性感染症に感染する人が増えてきています。

性器クラミジア感染症

性器クラミジアの症状は?

出典:http://www.std-lab.jp

現在、最も患者数の多い性感染症と言われています。細菌の一種である「クラミジア・トラコマティス」によって感染します。子宮頚管と卵管で炎症を起こし、不妊や流産の原因となることもあります。また、分娩時に産道を介して赤ちゃんに感染してしまった場合、新生児肺炎や結膜炎を起こす可能性があります。おりものがわずかにある程度の症状なので、本人が感染に気づかないこともあります。

■日本では感染者数が一番多いSTD(性病)です
日本におけるクラミジア感染者数は100万人以上といわれています
■特に、10代後半から20代にかけて感染者が増加
一般の高校生を調査したところ、性経験者のうち、女性では13.1%、男性では6.7%が感染していたとの報告があります。
■感染していても、症状を感じないことが多いのが特徴です
男性・女性ともに、感染しても症状を感じにくく、気づかないままパートナーへうつしてしまうことがあります。
女性の場合、不妊症や子宮外妊娠の原因となります。

出典: http://www.std-lab.jp

ガンジダ症

ガンジダ症とは?

出典:http://www.std-lab.jp

カビの一種であるカンジダの感染で、膣や外陰部に炎症が起き、カッテージチーズ状のおりものが出たり、外陰部のかゆみなどの症状が現れます。不妊や流産などの大事にはなりませんが、再発しやすい病気です。

淋病

「淋菌」が感染して起こる病気です。

出典:http://www.std-lab.jp

淋菌の感染で、子宮頚管に炎症が現れます。おりものの量が増えるだけの症状であり、感染に気付かない人もいます。病状が進むと、不妊の原因となることもあり、妊娠中の場合、出産時の産道感染によって、新生児が淋菌性結膜炎を引き起こす可能性があります。

まとめ

性感染症は同時に複数の病気に感染していることもあります。おりものの量や状態、外陰部のかゆみなど、違和感を感じたら病院で相談してみましょう。そして、感染リスクの高い性行為は自分のためにも、相手のためにも避けましょう。

   

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