そのニキビ、マラセチア菌による毛包炎かも！菌が原因でできる、肌荒れについて知ろう

マラセチア菌とはカビの一種。
毛穴の中にいる常在菌で、ニキビによく似たぶつぶつができる、毛包炎の原因となる菌です。
白や褐色の斑ができる癜風や、フケの元になる脂漏性皮膚炎の原因にも。

マラセチア菌は皮脂を好むので、皮脂分泌が激しい部分で繁殖し毛包炎を起こすことがあります。
ニキビがなかなか治らない場合、毛包炎を疑ってみては？
自分で治すのは難しいので、医師の診断を受けましょう。

皮脂分泌を増やさないためにも、まずは肌を清潔に。
ただし頻繁に洗いすぎると肌が乾燥しすぎたり、インナードライ状態になり皮脂分泌が増してしまいます。
洗浄は朝晩のみで、潤いを与えることを重視しましょう。

マラセチア菌対策で、潤いを残しつつ肌をきれいにするだけではなく、抗菌作用のある洗浄剤を使ってみては？
「コラージュフルフル液体石鹸」のような、細菌とカビの両方を抗菌できる薬用石鹸を試してみましょう。

いかがでしたか？
ニキビと思っていたら、カビの菌が原因だったこともあるのです。
どんな病気もそうですが、症状が長引くようなら自己流治療はやめて医師に診断してもらい、早く治すことをお勧めします。