ダイエット女子の大きな悩み！リバウンドしないでキレイに瘦せたい！

ダイエットしている人にとって、にっくきリバウンド。せっかく減量に成功したのに、なんでまた太っちゃうの？それも前よりも太ってる！ということで、がっかりしてダイエットする気がなくなってしまいます。なぜそうなってしまうのか悩みの種です。なぜリバウンドは起こってしまうのか正しく知ってリバウンドしないダイエットを実践しましょう。

リバウンドというのは、ダイエットして減量に成功したのにまた元の体重に戻ってしまうこと、もしくは前の体重以上の体重になってしまうことをいいます。

リバウンドを起こすダイエットというのは、次に述べるような理由から無理な食事制限などによる急速な体重減量を行うダイエットの場合に多くみられます。

いったん瘦せて、食事もコントロールしているのになぜまた太るのでしょうか？その原因は大きく分けて3つあります。

一つは、ホメオスタシスの作用です。
ホメオスタシスというのは、簡単に言うと生命維持機能のようなもの。ダイエットによって摂取カロリーが減ると、少しのエネルギーでも生きていけるように体を調節して、低エネルギーでも生きていける燃費のよい体にしてくれます。これが働くためにあるときからパタッと体重が減らなくなります。ここでダイエットを止めてもホメオスタシスは急にはなくならないのでカロリー過多になり太るというわけです。

もう一つは、レプチンの作用です。
レプチンは満腹中枢にかかわり、ダイエットすれば少しの食事で満足感が得られるように体を変化させてくれます。それはダイエットを止めてもすぐには元に戻らないので、戻らないうちに食べることを再開すると、前よりも満腹感を得にくくなっているのでつい食べ過ぎてしまうのです。

さらに、主に食事制限で栄養が少なくなり、筋肉量が落ちたことで基礎代謝が落ちたこともあります。

リバウンドを引き起こす原因には3つのことがありますが、まず大事なことは急激なダイエットはしないことです。

急激な体重減少に対応して餓死しないようにしようとするのがホメオスタシスの作用ですから、無理なダイエットをして急に体重を減らさないことが重要です。一般的に1ヶ月に5％以上瘦せるようなダイエットをするとホメオスタシスが働くと言われています。筋力の低下による基礎代謝の減少も、無理に瘦せようとして食事を抜くようなダイエットによって栄養不良になるから起こるものです。

また、レプチンについては1ヶ月間感満腹感が通常よりも感じにくくなっているわけですから、ダイエットを止めてもお腹いっぱいになるまで食べずにこれまで通り、ちゃんとカロリーコントロールすることが大事です。

リバウンドしないダイエット方法としては、まず体重減少を緩やかにすることです。たとえば、間違った食事制限をやめて正しいカロリーコントロールをすることが挙げられます。

間違った食事制限というのは、まず単純に食事の回数を減らすこと。回数を減らしても少ない回数できちんと栄養バランスが取れていればいいのですが、大抵の場合ただ食事を抜くだけになっており、これでは瘦せるというより栄養失調になってしまいます。ホメオスタシスとの関係もありますが、1ヶ月に減少してもよい体重は体重の5%が目安です。

正しいカロリーコントロールとは、栄養バランスをちゃんと考えて身体機能は衰えさせないまま余分なカロリーを減らすこと。カロリーを減らすにやはり炭水化物を減らすのが早いでしょう。ただし筋肉の元となるタンパク質はちゃんと採るようにします。

そして、お腹いっぱいまで食べないこと。過食はダイエットだけでなく健康も損ねます。もうちょっと食べたいな、というくらいで止めておきましょう。

リバウンドの原因に筋力が衰えることによる基礎代謝力の低下があります。ですから、ダイエット中でも筋力を維持できるような運動をすることをおすすめします。

とはいえ、何も大変なジム運動をしなければならないわけではありません。筋力アップというよりもキープなので、いわゆるながら運動でも十分です。例えば寝ながらでもできる自転車こぎ運動や簡単なスクワット、膝を立ててお腹まで頭を上げるシンプルな腹筋運動などでいいので、軽い運動を毎日継続して行うようにしましょう。よく歩くことも大事です。

せっかく頑張ってダイエットしたのに、リバウンドしては元も子もありません。ましてや前よりも太ってしまったら本当にガッカリしてしまいます。リバウンドは言ってみれば無理なダイエットをした証でもあります。リバウンドを機に自分のダイエット方法を見直すいいチャンスかもしれません。正しく瘦せてキレイになりたいものです。