あなたのぷにぷにボディの原因はストレスかも!?悩みを溜めこまずにダイエットをすることが大切です

ストレスはダイエットに直接的な関係はない。
それは間違い。

実は、悩みやストレスを抱えることでダイエットや美容に悪影響を及ぼしてしまうのです。

「なんでストレス太りをするの？」
「ストレスで太ったらどうすればいいの？」
などの悩みやストレス太りのメカニズム、対処法をご紹介します。

まず、人間が受けるストレスには3段階の種類があります。

ストレスを受けたことで交感神経が活性化し“カテコールアミン”や“ノルアドレナリン”などといった食欲を増す働きのある物質が分泌します。
さらにストレスにより胃酸の分泌が悪化してしまい食欲が出にくくなり、食べても太りにくい状態を“警告期(1段階目)”といい、この時期は比較的にストレスや悩みがあっても太りにくい時期。

そして、ストレスや悩みに対して体の抵抗力を上げよう！と体が栄養を蓄えようと活発化する時期が“抵抗期(2段階目)”といい、胃酸の分泌が促され食欲が増進しストレス太りしやすい時期にあたります。

最終的に、過度にストレスが負担となり体がストレスに対して適応できなくなります。この状態を“破たん期(3段階目)”と言います。
ストレスが3段階目に到達すると、ストレスや悩みが原因となり体を壊したり鬱状態になったりしてしまいます。

ダイエットを成功に導くためには、この3段階のストレスのサインを急速にキャッチし、早めの対策を行うことが重要となってくるのです。

なぜストレスを受けることで太ってしまうのでしょうか？詳しく説明したいと思います。

人間の脳はストレスや悩みを感じ取ると“コルチゾール”というホルモンが分泌されます。
コルチゾールには、体に危険を察知して脂肪を積極的に吸収しようとする働きがあり、これだけで太りやすくなってしまうのです。

さらに、ストレス太りしやすい人の特徴として、ストレスを受けたときに“糖分の多いもの”や“脂っこいもの”を好んで食べてしまう傾向があります。
これは、その人が悪いわけではなく“脳”が糖分を欲しがっているからです。

先ほども少し説明しましたが、人はストレスを感じると脳に負担がかかり「危険な状態だ！」と認識します。
その認識から、「必要な栄養をたくさん確保しなければ！」と勘違いをしてしまい太りやすくなるのです。

このように、脳は「ストレスから解放されたい！」と糖分を摂取しようとしているということになります。
ダイエット中に限って“糖分の多いもの”や“脂っこいもの”が欲しくなるのはこのせいだったのですね。

ストレスや悩みによって、太ってしまう理由やメカニズムは理解できましたでしょうか？

ストレスがいかにダイエットに悪影響を及ぼすかということもわかりましたね。

しかし、これだけではありません…。
ストレスにはもっと怖いストレス太りの悪循環があったのです。

自分の体重を気にしない人なら多少体重が増えても大丈夫ですが、ダイエット中の人の場合は体重が増えるとそのことばかり考え、余計にストレスを受けてしまうことになります。

確かに筆者がダイエットをしているときも、少し体重が増えただけで
「なんで食べてないのに太るの!?…なんで…もういやだ！」と、泣いたこともありました。
この気持ち、わかる方もいるはずです。ストレスが原因で性格までヒステリックになってしまいまうのですね。

ストレスや悩みが原因で食べ過ぎて体重が増える
↓
体重が増えたことに再びストレスを感じる
↓
さらに体重が増える

こういった悪循環も生まれてくるのです。

では万が一ストレスや悩みが原因で太ってしまった場合、どのようなダイエット方法や対策を行えばいいのでしょうか？

ストレス太り解消におすすめなのは“ツボ押しマッサージ”。
ストレス太りの原因である“食欲”を抑えるツボを刺激すれば、食欲を抑えることができダイエットにつながります。

【ストレス太り解消のツボ◆中院(ちゅういん)】
このツボは腹部にあります。おへそとみぞおちの真ん中あたり。
ここのツボを優しく刺激することで、胃腸の調子を整えストレス太りを解消する効果があります。

ツボ押しマッサージはいつでもどこでも手軽にできるダイエット方法なのでぜひ実践してくださいね。

ストレス太りをしないためにも、日ごろからストレスや悩みを発散させ溜め込まないということが一番大切で、ダイエット成功にもつながります。

ダイエット中だからと言って自分の好きな食べ物を禁止にするというルールから、“一週間に一度だけ食べていい”というように適度なルールに変え、たまには息抜きをしましょう。

我慢をしてストレスを受け太ってしまったら元も子もありません。

また、趣味を楽しんだり、思い切ってショッピングしてみたり、ダイエットを頑張る自分にたくさんご褒美をしてあげましょう。
そうすることで、「今日は楽しんだからまた明日から頑張ろう♪」と、ダイエットのやる気にもつながるはずです。