治療法を間違えると一生顔に残るかも！？恐ろしい症状の紫ニキビ

顔にや体に出きる白かったり赤かったりする小さなデキモノを、人は皆「ニキビ！ニキビ」と呼びますが、実はニキビにも色んな種類があるのを知っていますか？今回はその中でも状態が最も深刻な「紫ニキビ」についてご紹介します。

紫ニキビとは内部に血と膿が溜まって赤紫色に腫れあがっているニキビのことを言います。

白くて小さな、まだ可愛らしいニキビとは違って、その症状は深刻なものなんです！なぜ紫色になってしまうのか・・・それは毛穴の周囲にまで炎症が及んでいるから。

この状態になるとほとんどが治癒した跡でもニキビ跡が残ってしまうと言う悲しい状況に。自力で跡をきれいにするのはほぼ不可能と言われていますので、もしも紫ニキビに遭遇してしまったら、1日でも早く医療機関を受診することをおすすめします。

出来てしまった後絶対にNGな行為は
①潰そうとする
②民間療法によって治療を受ける
間違った治療を受けるとニキビ跡が大きく残って治療に長い時間を要してします。医療機関でピンポイントの治療が最適＆最短と言われているんですよ。

紫ニキビにまだ症状が悪化してしまうと、内部の血液や膿を排出するために切開が必要な場合もあります。中には、副腎皮質ホルモン（ステロイド）の注射をしたり、アメリカ合衆国でニキビ治療に用いられているイソトレチノインという治療薬を用いる場合も。

その他には、PDT（フォトダイナミックセラピー）や炭酸ガスレーザーを用いて皮脂の過剰分泌を減らしたり、治療後も細菌が増殖するのを軽減するという対策治療をする医療機関も存在するんです。

民間治療とは比べ物にならないクオリティですよね。ニキビ一つと言えど、これだけの治療が必要とされているんですよ。この対策治療に関しては、効果にバラつきがあると言う報告が多く、また安定化したものにはなっていないそうです。

紫ニキビができてしまったら、とにかく早急に炎症を抑え、集中的な治療を受けることが大切です。

紫ニキビでピンと来るのが超売れっ子芸人「ブラマヨ」の吉田さんの顔です。

自分の顔にあるニキビ跡のことを、ご自信がネタにされていることが多いので、知っている方も多いと思いますが、吉田さんの顔にあるのが紫ニキビの跡なんです。

紫ニキビは一度症状が出てしまうと完治させるのが難しい上に、人によっては顔の目立つところの広範囲に広がってしまう可能性もあります。ニキビ界では最も恐ろしいニキビの一つとして恐れられています。

「なぜ紫ニキビができてしまうのか・・・」その原因と考えられているのが、黄ニキビの存在です。紫ニキビは、実はその１つ前の段階である黄ニキビの炎症を、食い止めることができなかったことが原因で発生します。

他の原因としては、
①体内に老廃物を溜めやすい人
②便秘や極度の冷え性で血行が悪い人
③体内のホルモンバランスが乱れている人
④ニキビによる強いストレスを感じてしまっている人が上げられます。
心辺りのある方は要注意です。

紫ニキビにまで悪化してしまった場合、ニキビ跡や瘢痕を消すために長期的な治療を行なって行く必要があります。

そこで少しでも早く「元の美しい肌を取り戻したい」と考えるのであれば、弱くなってしまった肌のバリア機能を健全なレベルまで回復させることがポイントです。

実は肌のバリア機能を弱めてニキビを作る原因になっているのは「男性ホルモン」。そこで近年注目されているのが「紫ニキビのホルモン療法による完治」なんです。

ホルモンを人工的にコントロールすると言うのはやや不安もあるかと思いますが、この治療を受ければ女性ホルモンの状態が回復し、肌本来のリカバー力が機能し始めます。

そうすることで再び美しい肌を取り戻すことが可能になるのです。その場しのぎではなく、長期的な紫ニキビの根本治療を目指すのであれば、このホルモン療法を試してみるのが現段階では最適と言われているんですよ。

紫ニキビの恐ろしさや治療の難しさが分かって来ましたよね。

ポイントは黄ニキビの症状を紫ニキビにまで悪化させないこと。出来てしまって放置or自分でなんとかしようと間違った治療法を試みればもう完全にout・・・。そうすればあの恐ろしい凹凸が永遠に残ってしまうかもしれません。

予防となるのが女性ホルモンのバランスを良くして置く事。手軽なものであれば、毎朝豆乳を飲むことがおすすめですよ。イソフラボンが紫ニキビの発生を阻止するのを手伝ってくれるはずです！