あらゆる肌トラブルを予防・解消する万能な「ビタミンC誘導体配合コスメ」を取り入れよう♡

まずはビタミンC誘導体というものは一体なんなのかから見ていきましょう。

ビタミンC誘導体は“ビタミンC”と明記されていることもあり成分としてはビタミンCになります。一般的なビタミンCは美肌を作るためにとても有効ですが、成分が壊れやすく皮膚へ浸透しづらい特徴がありました。

そのビタミンCを「誘導体化」することによって、浸透力を高めて肌の奥まで浸透するというわけです。

ビタミンCを「誘導体化」させたビタミンCは、皮膚への浸透力を高めるだけでなく、皮膚内に浸透してからビタミンCに変化するという特徴を持っているのです。

出典: http://www.skincare-univ.com

ビタミンC誘導体には3種るあります。水溶性・油溶性・新型の3つです。

■水溶性

肌に浸透しやすいのが特徴です。化粧水や美容液などに配合されていることが多くなります。普通のビタミンCの約8倍の浸透力で12時間持続し、即効性も期待できます。成分表には下記のように表記されています。

「アスコルビルリン酸エステル塩」‥旧「リン酸アスコピルマグネシウム(APM)」
・「アスコルビルリン酸Na」‥旧「リン酸アスコピル酸3Na」

出典: http://antiaging.akicomp.com

■油溶性

水溶性のビタミンCに油を結合させた状態のもの。主にクリームに配合されています。普通のビタミンCの約20～30倍の浸透力と、24時間の持続力、乾燥しづらい特徴がありますが、即効性は水溶性の方が高いです。成分表には下記のように表記されています。

・「テトライソパルミチン酸アスコビル(VCIP)」
(もしくは「テトラヘキシルデカン酸アスコピル(VC-IP)」)

出典: http://antiaging.akicomp.com

■新型

新型は水溶性と油溶性の性質を併せ持つ新しいビタミンC誘導体です。さまざまな化粧品や美容皮膚科などで用いられています。普通のビタミンCの約100倍の浸透力を持ちますが安定性が若干不安定です。

・「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」

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それぞれ特徴が違います
出典: http://weheartit.com

ビタミンC誘導体が人気のわけはあらゆる肌トラブルの予防と改善につながるからです。その効果はニキビ・シミ・シワ・たるみ・くすみ・毛穴・老化など女性の肌の悩みにほとんどアプローチしてくれます。

ビタミンC誘導体の美肌効果

◆ メラニンの生成抑制・排出を促す機能
→シミ、そばかすを薄くする・予防する

◆皮脂の分泌を抑える・炎症を抑える機能
→ニキビを治す・予防する

◆メラニンの生成を邪魔する機能
→茶くま・肌のくすみを改善

◆コラーゲンの生成を促す機能
→たるみ、シワの悪化予防・たるみ毛穴を改善する

出典: http://veramagazine.jp

ではビタミンC誘導体が配合されたコスメを選ぶときのポイントをご紹介します。

・水溶性や新型を選ぶ
水溶性や新型はとても浸透力が高いので、即効性が期待できます。ただあらかじめ敏感肌とわかっている人は油溶性から取り入れて様子を見てみましょう。

・配合されている分量を確認
ビタミンC誘導体は濃度が高ければ良いというものではありません。一般的な化粧品には3〜5％程度が目安です。新型に関しては1％以上だと逆に肌トラブルを招く恐れもあるので、1％以下を目安に成分表を確認してください。

・他成分も確認
ビタミンC誘導体配合コスメはビタミンC誘導体以外の美容成分が配合されているケースもあります。自分の直した肌トラブルに合わせて、それらを確認するのも良いですね。

美白ならアルブチン・イソフラボン、シワやたるみならレチノール・フラーレン、皮脂コントロールやニキビにはカミツレエキス・アルブチンといった成分が一緒だとより効果が高まります。

自分の肌トラブルに合わせて他の成分も入っているか確認
出典: http://weheartit.com

イオン導入とは、微弱な電流を使って、そのままでは浸透しにくいビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分を肌の奥へと届ける美容方法を指します。

出典: http://www.skincare-univ.com

ビタミンC誘導体の効果をさらに高めるなら「イオン導入」をプラスすると良いです。イオン導入ができる美容器具を「イオン導入器」と呼び、エステを始め自宅でもできるようなアイテムが世に出回っています。

浸透力が高いビタミンC誘導体ですが、イオン導入によってさらに浸透性が増し、肌トラブルの予防・改善につながります。