50代の生理に大きな影響、患者が増えつつある子宮体ガンとは

子宮体ガンとは、子宮の入口にできる子宮頸ガンとは区別され、子宮の中でも胎児を育てる子宮体部にできるもの。
生理と関係している子宮内膜から発生するため、子宮内膜がんとも呼ばれているガンですが、最近患者数が増えつつあると言われています。

子宮体ガンには、女性ホルモンのエストロゲンが深く関係しています。
というのはエストロゲンは子宮内膜を発達させるので、その値が高いとかかるリスクも高くなるのです。
子宮体ガンになる前に、子宮内膜増殖症という病気になるので、検査でリスクを発見することが可能です。

子宮体ガンにかかりやすいタイプはあるのでしょうか？
一般に出産経験がなく、肥満気味な人はリスクが高いと言われています。
あとは月経不順に悩む人や、エストロゲンを使った療法を受けている人も可能性を考慮した方がよいでしょう。

50代の女性が子宮体ガンにかかるリスクは、エストロゲンの分泌が減っているとはいえ、高齢者がかかるガンであるということで高いと言えます。
血縁者にガン患者が多い人は、エストロゲンとは関係なくガンにかかるリスクが高いので、定期的な検診を受けるべき。

いかがでしたか？
子宮体ガンは比較的高齢の女性がかかる病気なので、50代の女性がかかるリスクが低いとは言えません。
兆候としては、不正出血があった場合は要注意です。
閉経後でも不正出血があった場合は、速やかに検査を受けましょう。