目の充血の原因て何?これからの季節、目の紫外線対策これが効果的!

目の充血の原因て何?これからの季節、目の紫外線対策これが効果的!

充血するってどんな状態?

充血するってどういうこと?

出典:https://lidea.today

白目の表面部分をおおう薄い膜を「結膜(けつまく)」と呼びます。通常結膜は白く見えますが、その表面近くには細い血管が通っています。充血は、この結膜の細い血管が拡張し、浮き出た状態を指します。似たような症状で「結膜下出血」がありますが、これは結膜の血管が破れて出血をしている状態で、充血とは異なり火炎状や膜状にべったりと赤く染まります。

充血する原因は?

充血する原因は?

出典:https://lidea.today

充血には実は結膜充血と毛様充血の2種類があります。

■結膜充血


おそらく多くの方の充血が結膜充血と思います。
まぶたの裏側や白目部分が充血し、特に白目の周辺部が赤くなります。
これは細菌やウイルス、花粉、ゴミなどの異物が目の表面に付着し、結膜炎を起こしているケースなどで発症します。また、目の疲れや乾燥、紫外線、コンタクトレンズの長時間使用など、目を酷使した時によく起こります。

■毛様充血


角膜の周囲の充血がひどく、角膜から離れるほど赤色は薄れ、まぶたの裏側まで充血していないのが特徴です。白目の内側部分が充血します。
これは眼球の外側にある角膜や強膜、ブドウ膜の炎症によって起こります。角膜炎、強膜炎、ブドウ膜炎などがあります。結膜充血に比べて重い症状になる可能性があるので注意が必要と言われています。

充血は自然に治ることが多いので、あまり気にしたことがない人も多いと思いますが、何度も繰り返し充血していると、もっと重い目の病気にかかることもあり得ます。特にこれからの季節、きちんと対策したいのが目の紫外線対策です。今回は、目の紫外線対策を2つご紹介します。

目は入ってくる光を感知し、その情報を脳に伝える大切な働きをもっています。しかし、他の臓器とは違い、唯一外部にさらされているため、直接的なダメージを受けやすい部分なのです。光とともに降り注ぐ紫外線が強すぎると角膜や白目を覆う結膜などにダメージを与えてしまいます。例えば、長時間日差しを浴びた時に目が赤くなったり、痛くなるのは紫外線による炎症が起きているからです。また、目のレンズの役割をしている水晶体は、たんぱく質繊維やヒアルロン酸(保水性分)から成り立っているのですが、これが紫外線によって傷ついてしまうのです。水晶体は、新陳代謝をしません。ですから、紫外線が当たり続けて傷がひどくなっていくと、水晶体が白く濁り、視力が低下する「白内障」などの病気にもつながりやすいのです。

出典: http://kenkyu.wakasa.jp

目の紫外線対策;食事

目に直接日焼け止めを塗ることはできませんから、炎症を緩和してくれる目に良い栄養素を摂りましょう。

■ビタミンA
 角膜や網膜の細胞を保護します。うなぎ、レバー、にんじん、小松菜に多く含まれます。

■ビタミンB2
 目の充血を抑える効果が期待できます。レバー、チーズ、うなぎ、卵等に多く含まれます。

■ビタミンB6
 目の炎症を抑える効果が期待できます。大豆、牛乳、シャケ、マグロ等に多く含まれます。

目の紫外線対策;目薬

紫外線のダメージを緩和する

出典:http://www.santen.co.jp

紫外線用の目薬で紫外線でダメージを受けた目の炎症を抑えてあげましょう。
紫外線用の目薬には、通常の目薬と異なり硫酸亜鉛水和物という炎症に効く成分が入っているので、紫外線でダメージを受けた目に効果的と言われています。
ただし、これらの目薬には血管収縮剤が入っている場合があります。血管収縮剤は一時的に充血を取るのには効果的ですが、その後かえって充血を悪化させてしまう可能性があります。頻繁に使うようであれば、血管収縮剤(塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリン)が入っていないものを選ぶ方が良いかもしれません。

まとめ

目の紫外線対策も忘れずに

出典:http://xn--zck3adi4kpbxc7d.com

食事や目薬での紫外線対策のほかに、しっかり休むということも大事です。睡眠をしっかりとり、目を休めてしっかり回復する時間をたっぷり与えてあげましょう。肌の紫外線対策は気を付ける方が多いですが、目の紫外線対策は忘れがちです。しかし、充血で失明するケースもあるので、これからの季節は特にしっかり対策していきましょう。

   

ニキビカテゴリの最新記事