生理痛のメカニズム
どうして痛いの?
生理中に感じる下腹部の痛みは「プロスタグランジン」という物質が分泌されることが原因です。プロスタグランジンは子宮を収縮させ、経血の排出を促す作用があります。子宮が収縮する際は痛みを伴うため、下腹部痛が起こるのです。生理後は子宮収縮もおさまるので、生理中の下腹部痛は消えていきます。一般的に生理が始まって2~3日後には楽になることが多いです。
生理痛緩和のポイント
温めることがポイント!
身体が冷えて血行が悪いと、子宮が収縮しにくくなります。すると、経血の排出を促すためにより多くのプロスタグランジンが分泌されます。その結果、生理痛がひどくなるのです。つまり、生理痛を緩和するには子宮を温めて、血行を良くすることが何よりも重要です!
子宮を温めるには?
子宮を温めるには?
紙ナプキンの多くは、水分を含むとジェリー状になる「高分子吸収体ポリマー」が使用されています。この素材は熱冷ましシートにも使用されており、経血を吸収したナプキンによって子宮が冷え、生理痛の原因になり得ると言われています。そこで注目されているのが布ナプキンです!
布ナプキンについて
布ナプキンをつけることは、洋服の重ね着と同じような効果があると言われており、子宮を包み込んで温めてくれます。ハンカチのような形のナプキン、ホルダー付きのナプキンなど形は様々です。最近では可愛いデザインの布ナプキンも販売されており、選ぶ楽しみもありますね。
出典: http://hadalove.jp
一体型スナップタイプ
布ナプキンに、吸収布が縫い込まれている一体型のタイプです。羽根部分にスナップがついていて、1枚でそのまま使用できます。
この一体型タイプは紙ナプキンと使い方がほぼ同じなので、初心者の方におすすめです。
出典: http://hadalove.jp
布ナプキンのメリット・デメリット
布ナプキンのメリット・デメリットは?
布ナプキンを使用することで生理痛が緩和された、臭いが気にならなくなった、蒸れなくなったという意見は多く、布ナプキンのメリットと言えます。しかしながら、その科学的根拠は乏しいと言われることもあり、洗う手間があることや感染症のリスクといったデメリットもあります。家の中にいるときだけ使ってみる、数日だけ使ってみるなど、まずはお試し期間を設けてトライしてみてください♪