食生活を見直すだけでニキビが治る!?栄養をしっかり摂ることがニキビのないツルツル美肌への鍵！

女性を悩ませるものの一つ“ニキビ”。
ニキビの予防には色々なものがありますが、あなたはどんな予防にチャレンジしてきましたか？

今回は、“食生活”に重点を絞りニキビ予防についてご紹介していきます。
ニキビに効く食べ物や予防できる栄養などピックアップしていきますので、ニキビに悩む方は要チェック！

あなたの食生活を一度思い返してみてください。
欧米の高カロリーな食事や外食が多かったり、過激なダイエットを行っていたりすると、体に必要な栄養素が不足したり偏ったりしてしまいます。

また、栄養不足や偏りのある食生活をしていると、ニキビの発生や悪化につながるほか体調不良や病気になってしまう危険性もあります。

脂質や糖質が多く含まれた食事ばかりしてる場合は、ニキビだけではなく生活習慣病を巻き起こし、タンパク質の不足や必須脂肪酸の不足もニキビの発生や悪化につながります。

なかでもビタミン不足は一番のニキビの原因となってしまいます。
それでは、ニキビに効く食べ物や予防できる栄養はどんなものがあるのでしょうか？

ニキビの予防になる栄養は、主にビタミンがあげられます。
ビタミンといっても色々な種類がありますので、ひとつひとつどんな効果があるのか確認してみましょう。

【ビタミンA】
人間の肌は新陳代謝を繰り返し常に新しい細胞へ生まれ変わります。
ビタミンAには、肌が生まれ変わる周期を正常化してくれる働きがあるため、ニキビの予防が期待できます。

【ビタミンB群】
ビタミンB群には、オイリー肌を防ぐB2、ターンオーバーを促進するB6などが含まれているため、オイリー肌の方に最適な成分が含まれています。
ビタミンB群を摂取することで、ニキビの原因となるアクネ菌の好物の皮脂を減らし、ニキビの悪化を防ぐことができます。

【ビタミンC】
ビタミンの代表とも言われるビタミンCは、エイジングケアに最も効果的な美容成分が含まれています。
なかでもコラーゲン生成を促進する力があり、ニキビ跡のケアに最適とされています。

【ビタミンE】
ビタミンEには、ホルモンバランスをケアする働きがあります。
ビタミンEをこまめに摂取することでニキビのできにくい肌質を作ることができます。

ニキビを予防するためには、これらのビタミンをしっかり摂りながら食生活を改善していく必要があるのです。

ビタミンがニキビにどれだけ効果的かということが良くわかりましたが、ビタミン以外にもニキビの予防になる栄養素はあるのでしょうか？

ビタミン以外に、「ミネラル」や「コラーゲン」、「食物繊維」などがあげられます。

【ミネラル】
ホルモンバランスを整え、肌のターンオーバーを促進します。

【コラーゲン】
酸素や栄養素を細胞に届け、アミノ酸として肌に吸収され、新しい肌を作ります。

【食物繊維】
便秘や肥満の予防となり、脂質代謝を調整しニキビ予防のほかダイエット効果も得られます。

ビタミンやコラーゲン、ミネラル、食物繊維がニキビに効く栄養だということが分かりましたが、これらの栄養はどんな食べ物に含まれているのでしょうか？

【ビタミンA】
ビタミンAが豊富に含まれている食べ物は、鶏レバーやホウレンソウが代表的です。
ほかにも、にんじん、かぼちゃ、うなぎなどもビタミンAを含んでいます。

【ビタミンB群】
ビタミンB群が含まれている食べ物は、豚レバー、ゴマ、ニンニクなどがあげられます。

【ビタミンC】
美容成分の代表ビタミンCを含む食べ物は、ブロッコリー、パプリカ、芽キャベツなどが有名。
主に、緑黄色野菜や果実、芋類などに含まれています。

【ビタミンE】
ビタミンEが含まれている食べ物で代表的なのがアーモンド。
ほかにも、かつお、イクラ、しそ、パプリカなどがあげられまず。

【ミネラル】
ミネラルには、カルシウム、マグネシウム、亜鉛の3種類が存在し、カルシウムが含まれている食べ物はチーズ、牛乳、苺など、マグネシウムが含まれている食べ物は穀物や昆布、亜鉛が含まれている食べ物は牡蠣やカシューナッツがあげられます。

【コラーゲン】
お肌にハリを与えるコラーゲンを含む食べ物は、鶏皮、鶏軟骨、手羽先、豚肉などが有名です。

【食物繊維】
健康にも効果的の食物繊維を含む食べ物は、サツマイモ、ゴボウ、大豆、キノコなどがあげられます。これらの食品を使用した料理を、あなたの食生活に取り入れてみましょう。

チョコレートや脂っこいものなどを食べすぎるとニキビができるということを一度は耳にしたことがあるはず。
筆者もチョコレートを食べると必ず次の日にニキビができます。

果たして、これらの食べ物は本当にニキビを発生させるのでしょうか？
実は、特定の食べ物とニキビには関係性が明確にされていません。

しかし、皮脂が主な成分“トリグリセリド”が増加してしまうとニキビが悪化してしまうので、この増加を避けるために脂質や糖分の過激な摂取は避けた食生活を送ることが望ましいでしょう。

コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインはビタミンB群の吸収を低下させてしまう働きがあり、内臓にも負担がかかってしまうので摂取しすぎるとニキビができやすくなってしまいます。

ほかにも、アルコールは糖分を多く含んでいますので、飲み過ぎに注意しましょう。

ただし、すべてを我慢すると反対にストレスが溜まり、ニキビの原因になってしまうので、程よく制限し他の栄養をしっかり取り入れるように努力していきましょう。