ニキビの原因って“体質遺伝”もあるの…？その謎を徹底解剖！

ストレスや乾燥、ホルモンバランスや睡眠不足など…。ニキビができる原因にはさまざま。
その原因の一つとして“体質遺伝”が原因でニキビが発生するという話も少なくはありません。

実際、体質遺伝でニキビができやすい肌になるのでしょうか？
その謎を徹底解剖しました！

ニキビの原因にはさまざまな項目があります。

強いストレスを受け自律神経のバランスが崩れニキビができやすい肌を作ってしまう場合、食生活などによりホルモンが崩れてニキビが発生してしまう場合、乾燥によるもの、睡眠不足・睡眠リズムの乱れからくる肌トラブル、など、他にもさまざまな原因があげられます。

ニキビが発生し悪化していく原因には、上記の原因を含め大きく8種類存在すると言われています。

ニキビを改善するためには、まず自分のニキビの原因はどんなものなのかを調べ理解し、改善していくことが第一歩です。
そこで今回は、謎や噂の多いニキビの“体質遺伝”についての項目に重点を絞り、謎を解き明かしていきたいと思います。

筆者もニキビに悩む一人ですが、ニキビの原因について調べたとき「ニキビは体質遺伝する」という記載を見つけたことがあります。

個人的な話になってしまいますが、筆者の母親も若い頃ニキビに悩んでおり今でもニキビ跡がうっすらと残っています。

このことから「ニキビが体質遺伝するなら諦めた方が良いのかな…」と考えたこともありました。

結論から言うと、“ニキビ”自体が体質遺伝するのではなく、“ニキビになりやすい「肌質」”が体質遺伝してしまうケースがあります。

しかし、ニキビの改善は誰にでも可能です。「体質遺伝だったら仕方ない…」と諦めてしまう前に、理由や事実を突き止めてみましょう。

直接的に“ニキビ”自体が体質遺伝するのではなく、“ニキビになりやすい「肌質」”が体質遺伝するとお伝えしましたが、ここで“ニキビになりやすい「肌質」”について理解を深めていきましょう。

筆者もニキビに悩む一人ですが、周りの友人には肌がキレイな子が非常に多く、「なんで自分だけ…」と悩んだときもありました。
乾燥や食生活を気にしても一向にニキビは治らず、皮膚科にもお世話になったことがあります。

確かに、“ニキビが多発しやすい肌質”や“ニキビができやすい体質”というものは存在し、主に3つの原因・要素があります。

①毛穴が小さく角質が詰まりニキビができやすい肌
②新陳代謝が悪く肌のターンオーバーが活発でない肌
③皮脂分泌量が多くニキビが悪化しやすい肌

上記の条件が当てはまる方は、残念ながら“ニキビができやすい肌質”であると考えられます。
これらの条件は、やはり遺伝による要素が大きいため、そういう意味でも「“ニキビができやすい肌質”は体質遺伝してしまう」という噂は間違いではないのです。

“ニキビになりやすい「肌質」”は体質遺伝してしまうということが分かりましたが、“遺伝病”として考えてはいけません。

“遺伝病”というものは「赤緑色覚異常」や「血友病」といった病気で100％遺伝情報で決まる病気のことをいいます。
こういった100％の遺伝病は医学的治療を受けなければ治りません。

しかしニキビはここまで深刻な病気ではなく、スキンケアや予防を行えば改善していくことは可能です。

ですから、「ニキビの原因は体質遺伝だから…」と諦める必要もありませんし、諦めたらそこで試合終了です！
あなたのニキビの原因が体質遺伝だと分かった今、最適なスキンケアや予防を行い、ニキビという悩みから勝利しましょう！

体質遺伝というものは生まれ持ったものなので直接的な改善は難しいですが、両親の生活習慣を真似することで“ニキビ体質”が遺伝したように見えるケースもあります。

両親があまり運動をしない性格、夜更かしをするクセがある…など、厳密には体質遺伝とはいえませんがこういった生活習慣を続けることで“ニキビができやすい肌質”を自ら作ることになってしまいます。

“ニキビができやすい肌質”を作ってしまう生活習慣には以下の3つがあげられます。
①極度な運動不足(体のストレスになります)
②夜更かしをすることが多く、睡眠不足が常に続く(肌のターンオーバーが乱れてしまいます)
③炭水化物の摂り過ぎ(皮脂分泌量が増え、ニキビが悪化してしまいます。)

体質遺伝とニキビの関連を考えるときは、“肌質”だけにとらわれずこういった生活習慣の原因も振り返り、ニキビの対策をしていきましょう。