生理前のイライラに、生理痛、生理不順…。悩みが尽きない…!そんなときは“漢方”で対策しましょう

生理前のイライラに、生理痛、生理不順…。悩みが尽きない…!そんなときは“漢方”で対策しましょう

漢方で生理痛に打ち勝つ!

女性には付き物の生理。

生理前はイライラしたり、生理が来たかと思えば生理痛に襲われたり…、さらには生理不順に悩まされたり…。
女性にとって生理の悩みは尽きませんよね。

そんな生理の悩みは“漢方”で簡単解決!
生理痛はもちろん、生理前のイライラ(PMS)や生理不順にも漢方が効果的だということを知っていましたか?

漢方とは?メリットとデメリットは?

出典:http://atopii-kaizen.com

“漢方”というのは、身体に有益な効果と効能を持つ“自然の野草”を原料とした“天然の生薬”で、一般的に複数の生薬を組み合わせたものを言います。
この組み合わせによって、さまざまな効果が得られます。

漢方には、風邪はもちろん、さまざまな効果があるものが多数存在します。
その中に“生理痛”に効果のあるものも数多く存在するのです。

漢方は、鎮痛剤やピルに比べると即効性は劣ってしまいますが、天然の薬物であるため身体に優しく、副作用があまりありません。
「薬を服用するのに抵抗がある…」という方でも、安心して気軽に試すことができ、さらに飲み続けることで体質の改善にもつながるため、日ごろの生理痛対策として有効的なのです。

漢方の基本的な飲み方

出典:http://r.gnavi.co.jp

生理痛や生理前のイライラ(PMS)の対策となる漢方の飲み方をご紹介します。

漢方の正しい飲み方として、やかんや鍋で漢方を煮出して飲みます。
容器を使うときにも注意が必要。
鉄や銅でできたものは、金属イオンが溶け、漢方の有効成分を変質させてしまう可能性があるため、アルミ製やステンレス製のものを使うことがポイントです。

1日分を1度に煮出し、食事の間(間食)の水変わりに飲むと効果的◎
煮出した漢方は、翌日以降になると有効成分が変質してしまう可能性があるので、当日中に飲みきるようにしてください。

漢方によっては、使用方法や容量が決まっているものがあるので、服用法の指示があった場合はそれにしががって飲むようにしましょう。

生理痛に効く漢方のご紹介

出典:http://blog.goo.ne.jp

それでは、“生理痛”対策に効果的な漢方の種類をご紹介します。

●桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
“血液循環を良くする”、“ホルモンバランスを整える”などの効果がある漢方。
生理不順、重い生理痛、月経困難症、生理前の精神不安・イライラ、便秘などに効果的です。

●桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
身体の血行をよくする効果のある漢方。
身体の冷えを原因とする症状の改善や、炎症を抑える効果、肌の状態を良くし肌荒れを防ぐ効果もあります。

●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
ホルモンバランスを整える効果のある漢方です。
とくに冷え性の女性向けの漢方で、生理痛はもちろん、生理不順や生理前のイライラ、貧血、頭痛、めまいなどにも効果的です。

生理前のイライラ(PMS)に効く漢方

出典:http://www.halph.gr.jp

次に、“生理前のイライラ(PMS)”の対策となる漢方の種類をご紹介します。

●女神散(にょしんさん)
生理前のイライラ(PMS)はもちろん、精神不安や不眠、めまい、のぼせなどに効果的です。

●抑肝散(よくかんさん)
生理前のイライラ(PMS)、不眠、精神不安、のぼせに効果的です。

●加味逍遥散(かみしょうようさん)
生理前のイライラ(PMS)、精神不安や気分の落ち込みはもちろん、冷えやむくみの改善にも有効的です。

漢方の飲む期間と購入先は?

出典:https://www.asahiculture.jp

漢方で、生理痛や生理不順、生理前のイライラ(PMS)の対策をするためには、飲む期間について理解を深めていくことが大切です。

漢方を飲み始めて効果が感じられるのは、数週間~1ヶ月以上はかかると言われています。
「漢方を1週間飲んでいるのに、効果が全然ない…」それはあたりまえのことです。
まずは、1ヶ月間は飲み続けるつもりで漢方を始めてください。

1ヶ月以上飲んでも効果が見られない場合は、薬剤師や医師に相談してみましょう。

漢方の購入先として、“漢方薬局で購入する方法”と、“ドラックストアや薬局で購入する方法”と“病院で処方してもらう方法”の3つがあります。
不安な方は、病院で処方してもらうか、漢方薬局で専門薬剤師に相談しながら購入する、漢方について知識の高い方はドラックストアや薬局で購入しても良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、生理痛や生理不順、生理前のイライラ(PMS)の対策に効果的な“漢方”についてご紹介しました。
まずは、漢方についての知識を十分に高め、“飲み続ける”ことが大切です。
漢方はとっても身体に良いもの。生理痛等以外にもさまざまな効果が得られるので、ぜひ試してみてくださいね。

漢方を飲めばあなたの辛い生理の悩みも簡単に改善されるかもしれません。

   

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