自分で守ろう!自分の身体。気をつけておきたい性感染症について

自分で守ろう!自分の身体。気をつけておきたい性感染症について

性交渉の経験がある人は知っておくべきなのが、性感染症です。

性感染症は自覚症状がない病気から、最悪の場合死に至る病気までその種類は膨大です。だからこそあらかじめ知識を蓄える必要があります。

今回は主な性感染症と予防や対処法などをご説明します。

性感染症は簡単に考えたらダメ!!

男女どちらも感染します

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性感染症は自覚症状がない場合もあり、気をつけないと多くの人に移してしまう可能性があります。症状が軽いものもありますが、放置すると重篤な病気に繋がり、最悪の場合死に至る可能性もあります。

まずはどんな感染症があるのか、その症状などを知っておく必要があります。
性感染症(STD)は、セックスをはじめとする性行為などによって感染する病気のことです。一昔前までは「性病」と呼ばれていましたが、現在は法改正により、「性感染症」という名称や「STD(「Sexually Transmitted Diseases」の頭文字)」または「STI(「Sexually Transmitted Infections」の頭文字)」という名称で呼ばれるようになりました。

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主な性感染症その1

主な性感染症①

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性感染症はとても種類が多い病気です。主な性感染症をご紹介します。

・淋病
オーラルセックスによってうつることが多い性感染症。おりものが多くなる

・クラミジア
感染の可能性が高い。帯下が増えて腹痛を起こす

・雑菌性尿道炎
傷口から雑菌が体内に入って発症。女性の場合自覚症状はなし

・軟性下疳
東南アジア、アフリカ、南米などに多い性感染症。性器にコブができ、激痛を伴う

主な性感染症その2

主な性感染症②

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・梅毒
小さな傷からトレポネーマという病原菌が侵入して感染。症状が出ないタイプと硬いしこりできるタイプがる

・性器ヘルペス
ヘルペスの病変部と接触して発症。小さな水泡が多数できて、痛みとかゆみを伴います

・ヒト・パピローマ・ウイルス
性交渉によって感染するが免疫力で消滅しやすい感染症。悪性の場合子宮頸がんに発展

・尖圭コンジローム
性器や肛門の付近にイボができる性感染症。性器にかゆみや痛みを感じる

・トリコモナス
トリコモナス原虫の感染によって発症。女性はかゆみや灼熱感を感じ、おりものが増加

主な性感染症その3

主な性感染症③

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・カンジダ
カンジダという真菌によって発症。女性は外陰部が赤く腫れ、かゆみを感じる

・B型肝炎
B型肝炎ウイルスの感染で発症。初期には体だるさ、吐き気、頭痛、尿の色の変化がある

・HTLV-1
性行為による感染や母乳を介しての感染。多くは発病することはないのですが、稀に半年〜2年ほどで死亡する可能性も

・AIDS
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が細胞を破壊し、免疫不全を起こす病気。体重の減少、寝汗、下痢などの症状が現れ、死亡する場合も

性感染症の予防や対処法

正しい予防法や定期検査で防げます

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性感染症は性交渉の際に感染する病気です。ですので、コンドームの着用や出血の恐れが有る性行為をしないことで大分予防することができます。

性感染症で大事なことは早期発見です。早期発見で重篤な病気になるのを防げます。それには定期検査を行うことが必要です。

まとめ

今回は性感染症についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

聞き馴染みのある病気からあまりポピュラーではない病気まで、性感染症の種類はとても多いですね。しかし今回ご紹介したのは主な病気ですので、本来はもっと種類があります。

性交渉の際に感染する病気なので、予防策をしっかりと取るとかなりの確率で防ぐことができます。また早期発見で大事に至ることはなくなるので、定期検査はとても重要です。

自分の身は自分でしか守ることができません!おかしいと感じなくても婦人科で定期検査を受けましょう。

   

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