肉がワキガ・多汗症を悪化させる原因に?夏の食生活を見直してみよう

肉がワキガ・多汗症を悪化させる原因に?夏の食生活を見直してみよう

肉食が体臭を強める理由

肉を食べる機会も量も日本人より多い欧米人は、体臭が強い人が多いようです。
実は肉食は体臭に影響があり、肉に豊富に含まれるタンパク質と脂肪が体臭を強める原因に。
とはいえタンパク質をまったく摂らないというのは現実的ではないので、理由を確認し対策を考えてみましょう。

肉の脂肪とタンパク質が汗の質を変える

体臭は汗をかいてもすぐに発生しませんが、雑菌が繁殖すると発生します。
特にワキガの原因となるアポクリン腺からの汗には、タンパク質や脂質が多く含まれ雑菌の好みに。
肉食が多いと余った脂質やタンパク質が血液中に入り汗に溶け出し、臭いが発生しがちなのです。

肉が体温を上げ発汗も増える

「肉は体温を上昇させます」

出典:http://health.howstuffworks.com

肉は体温を上げてくれるので冷え性の人の味方でもあるのですが、多汗症の人にとってはあまりありがたくないことかもしれません。
またアポクリン腺からの汗に雑菌が繁殖すると、わきがの独特の臭いが発生してしまうので、汗をかきすぎるのも考えもの。

健康のため肉も食べ、野菜も食べましょう

体の組織を作るタンパク質は摂りつつ、体臭を抑えるには野菜をたっぷり食べること。
肉のような酸性の食品は体臭を強めますが、野菜などアルカリ性の食品は弱めるという結果も出ていますので、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

いかがでしたか?
体臭防止のため肉をまったく食べないということは、タンパク質を摂れず栄養的に偏ってしまいます。
なので肉は脂肪の少ないものを摂りつつも、野菜をたっぷり食べて体をアルカリ性に中和し、体臭を弱めましょう。

まとめ

   

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