これが腹痛を引き起こしている原因でした!生理痛の原因7つ

これが腹痛を引き起こしている原因でした!生理痛の原因7つ

定期的にやってくる生理。ただでさえ憂鬱になるのに痛みまで伴ったらかなりしんどいですよね。でも生理時の腹痛が軽い人や全く症状を感じない人もいます。個人差があるのはどうしてでしょうか?実は生理痛には複数の原因があるんです!今回は生理中の腹痛を引き起こす原因をご紹介します。

原因:プロスタグランジンが過剰に出てしまう

痛みの原因プロスタグランジン

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子宮を収縮させ、子宮内膜がはがれるときの出血(経血)をスムーズに体外に出すことに一役買っている物質です。

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プロスタグランジンとは生理中に出る物質の一つです。キチンとした役割があるのですが、大量に出てしまうことによって子宮が過剰に収縮し痛みを発生させます。さらに痛みを強める作用があり、腹痛だけではなく頭痛、肩こり、腰痛、吐き気の原因にもなっているのです。

原因:子宮が未発達で子宮の出口が狭い

子宮口が狭いのも原因

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体が成長途中の女性や子供をまだ産んだことがない女性が当てはまります。経血がスムーズに排出されにくいため、お腹に痛みを感じます。この症状は子宮が広がるなど、出産を経験したり、30代以降になってくると弱くなってくると言われています。

原因:体が冷えている(冷え性)

体を冷やすのは良くない

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体が冷えることで血流が悪くなり子宮の機能を低下させてしまいます。すると痛みを引き起こすプロスタグランジンが子宮内に滞り、痛みが強くなります。また、冷えによって子宮機能が正常ではなくなることで生理時の経血がスムーズに排出できずに、痛みを発生させてしまいます。

原因:ストレスが溜まっている

月経前に起こる症状

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現代はストレス社会と言われています。特に働く女性にとって生活環境や人間関係などストレスを感じる場面は多いです。ストレス過多になると体が緊張状態になり自律神経が乱れます。それが血流の乱れ・体温調整機能の低下へとつながり生理痛を増長させてしまうのです。

原因:生理前症候群(PMS)

月経前に起こる症状

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これは生理が始まる3〜10日の間に症状が現れる腹痛です。排卵後の身体の不調は黄体ホルモンの分泌が原因で、腹痛の他にも微熱・乳房の痛み、違和感・むくみ、精神不安定などの症状も引き起こします。

排卵を終えると卵胞ホルモン(エストロゲン)に変わって、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌がさかんになります。そして妊娠しなかったときは、黄体ホルモンの分泌が急に減り、ふたたび卵胞ホルモンの分泌が増えてきます。

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原因:骨盤の歪み

子宮は骨盤の近くに配置されています。骨盤は人間の一番大きな骨で大事な部分を占ており、その骨盤が歪んでいると骨盤周りの血流が滞り子宮の機能を低下させてしまいます。また脳から背骨へ伝わる伝達機能の妨げにもなってしまうのです。

原因:婦人科系の病気

痛みがひどい人はすぐに受診

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生理時の腹痛には子宮内膜症や子宮筋腫などに病気があるために、痛みが強まる場合もあります。厄介なのは症状が生理痛に似ているため気づきにくいという点です。「今まで痛みとは無縁だったのに最近急に」や「生理中の痛みが強くなったきた」など感じる場合は速やかに婦人科を受診しましょう。

まとめ

生理中の痛みにはさまざまな原因があるんですね。どれか一つではなく複数を持っている人もいます。一番の原因であるプロスタグランジンはストレスや血行不良などで強まってしまうので、日頃から対策を取りたいですね。冷えや骨盤の歪みを改善して生理に備えるのも必要です。もしこれらを改善しても痛みが治らない場合は、婦人科で専門医に相談しましょう。

   

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